子ザル飼育日記

インフルエンザの息子と毎晩密着して寝ているプレです。
おはようございます。

だって「ママとギューッてして寝たいの」なんて
お熱に潤んだつぶらな瞳で言うんですもの。
加湿機バンバンかけてマスクしてそっぽ向いて密着してます。
それでいいのかという疑問もありますが、本人は満足なようです。
子供ってすごい。
欲しいのは母の体だけなのねっ！（←バカ親）


では、本文です。


サル山でのこの時期のメインイベントは雅の誕生日です。

いくつになるのかは本人が「ヤバイ、本当に忘れた」という

「お前、大丈夫か？」な発言をしているので触れないことにして

それでも子ザル達はウキウキしています。

これはもちろん「ケーキが食べられる」「ご馳走が食べられる」という

邪な欲望全開バリバリな理由もありますが

なにせ子ザル達はパパが大好き。

サル山におけるキムタクのごとく、不動の人気

抱かれたい　抱っこされたい男　NO.１を誇っています。

飼育係以外から。┐（´ー｀）┌フッ


で、そんな雅の誕生日ですから

子ザル達はプレゼントに余念がありません。

飼育係の誕生には　なんにもしてくれないのに。


で、過去のプレゼントとしては

「永久有効のマッサージ券」とか「共同出資でボールペン一本」とか

比較的「兄弟で一個」的なものが多かったんですね。

助け合う兄弟仲もプレゼントの一つ。とでも言いましょうか

お金がもったいないから。とでも言いましょうか。


しかし、今年はちょっと違うようです。

まず、次郎君は少ない少ないおこずかいの中から

「板チョコ一枚」をセレクト。

理由は「パパの大好物だから」だそうです。

確かに。確かに雅はチョコレートが好き。

それも「普通の板チョコ」が好き。

変なところでリーズナブルな男。


でもまぁ、次郎の買ったチョコですから

普段より５割り増しで美味しいことでしょう。

ええがなええがな。((。_。)((。_。)ウンウン


で、三郎は「お絵かき」テーマは「バトル」。

正直なところ雅のまの字もありません。

ただ気まぐれに書いただけ。「パパにプレゼントあげるの？」って

兄ちゃんが言ってきたとき、たまたまちょうど書いてたから。

ええがなええがな。「あげる」ことに意義があるのさ。


で、トリはもちろん太郎君です。

なんてったって太郎君は大人の階段踏み台昇降を始めたところですからね。

これから暫くはもう「パパにプレゼント」なんてあるかどうか分かりませんし

今までと違って「おこずかい」もきっちりもらってるし

「贈り物」についてもあれこれ思うことでしょう。

「相手の喜ぶもの」「相手の欲しいもの」をテーマに

あれこれ考えたことでしょう。

太郎自身が最近お友達に誕生日プレゼントをもらった際に

「相手のことを考えてプレゼントを選ぶって難しいね」

なんて言ってましたからね。

ちなみに、そのときもらったのは友達の持ってる中からカードを一枚。

特に欲しくもないものだったそうですが。


そんな反省を元に太郎は何をパパにあげるのか？




「物語を作ってあげるんだ！」



ほっほう。今、何かがちょっと引っかかったけれども。

昔（今もあるのかしら）チョコチョコ聞いた話で

「バンドをやってる彼が、私の誕生日に曲をプレゼントしてくれたの！」

なんて話がありましたが、それ系でしょうか。

ちなみに母さんはそういうのいらないタイプ。

恥ずかしくってダメなタイプ。

気持ちは嬉しいけど悶絶しちゃうなタイプ。

パパもそうだけど。夫婦だけに、そのタイプ。


・・・でも、でも、でもね。うん。

太郎の愛だもんね。特別だもんね。


太郎君は、雅の誕生日に間に合うように

必死で物語を書きました。

ってなると、やっぱり気になるのが内容じゃないですか。

どんなお話なんだろう。

太郎君はハリーポッターとかナルニア国物語とか

ファンタジー＆バトルチックなお話が大好きです。

やっぱりそんな感じの設定なのかしら？

ドラゴンとか魔法使いとか悪の権化とか出てきて

それを主人公のパパがバッタバッタとやっつけて

世界に平和を取り戻しちゃうのかしら？


で、誘惑に負けてこっそり内容を読ませていただいちゃいました。

以下、あらすじ。


～主人公「タロポン」は街の飲食店で働くコックさん。
　ある日急に「君は実は伝説の勇者だったんだ！」と言われ
　「怖いからヤダ」と一度は断ったものの
　じゃんけん３本勝負で負けたので　
　渋々ながら４人の仲間とともに邪悪な怪物を倒す旅に出かける。
　旅の途中ではキックベースやドッチボール、ＰＫ勝負など
　怪物の手下との死闘を繰り広げるも
　その都度タロポンの素ん晴らしい活躍によって何とか勝ち進み　
　結果、やっぱりタロポンの必殺技により無事怪物を倒し
　世界に平和をもたらして
　そのおかげで商売繁盛して幸せな一生を送るのであった～


雅の影、一切なし。


つか、どんだけナルシストやねん。

題名がなかったので、こっそり飼育係が名付けてあげました


「ナルシスト物語」近日上映！（嘘）



まぁ、一生懸命書いた、その愛情は本物だからね。

今後、思春期の態度如何によっては（以下自粛）


ちなみに、雅にはまだ渡してません。

最後の仕上げがあるそうです。

雅、喜ぶだろうな。いろんな意味で・・・。



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