子ザル飼育日記

全力でお腹が空いているプレです。
おはようございます。

なぜかって聞かれると答えに詰まりますが
お腹ペコペコです。
朝ごはんは食べましたが、それが何か？


では、本文です。


先日、子ザルたちを出産したときに

産院で頂いた写真が出てきました。


飼育係は三匹とも同じ産院で出産したんですけど

そこでは出産直後にお母さんとベビー、立会いの場合は夫も一緒に

「初めての家族写真」を撮ってくれるんです。

で、そこに出産当日の時間や天気、「この日生まれのあなた」的な占いなんかを

きれいな一枚のカードにしてプレゼントしてくださるんです。


三匹の出産にはそれぞれにそれぞれの

ドラマティックかつエキサイティングかつファンタスティック（大袈裟）な

エピソードがあるんですけど、それらを乗り越えての初めての対面は

それぞれ本当に感動的で

「生まれてきてくれてありがとう！」な思いで胸がいっぱい。

「ああ、もう、なんてかわいいんでしょう！！」と親バカフルスロットル。


その後の赤ちゃん育児においてもこの思いは大きな原動力で

「うちの子って、なんてかわいいんでしょう♪」

「親の欲目じゃなくってもかわいいわよね」

などと、密かに思っていたものでした。


でも、雅はちょっと違っていて。

確かにうちの子はかわいい。いとおしい。

でもちょっと待て。と。

かわいいし、いとおしいけど、でもちょっと違うだろ。と。


何せやつは熱き氷男。どんなときでも冷静さは失いません。


太郎が赤ちゃんのころ。雅は太郎を見ては


「茄子みたいだよね」って言ってました。


確かにね、確かに出産のときにちょっと引っ張られたりとかしたもんですから

若干頭は長かったんですよ。確かに長かった。

でも、茄子ってあんた。動物ですらないじゃないか。

飼育係はそう責めたもんです。


そして次郎。

次郎に関しての雅の一言は


「金●日に似てる。」


ちょっとあんた、それどうなの。

よりにもよってそのチョイスはどうなの。

私のかわいいベビーに向かって失礼もいいとこじゃないの。

飼育係はそう責めたもんです。


極めつけは三郎で

「ど●えもん」ですよ。

どら焼きの好きなタヌキ型ロボットじゃないほう。

水の中に長く浸かってた方。

確かに、確かに三匹の中では一番緊急性の高いお産だったんだけど。

でもお前、それは父親失格だろう。

飼育係はそう攻めたもんです。


生まれたての赤ちゃんって、ガッツ石松さんに似てたりするじゃないですか。

飼育係もね、産院の新生児室でそんなこと言って

爆笑したりしてましたよ。（←似たもの夫婦）

でも、それは多くの赤ちゃんがそうだし

ある意味ガッツ石松さんがすごいわけじゃないですか。（←論点がおかしい）


だけど生後数ヶ月のわが子を茄子だの金正●だのあげくどざ●もんって

あんた、父親としておかしいよ！！


そう飼育係は攻めてたんです。ずっと。


でもね、昨日写真見たら　カードを見たらそこには

幸せそうな微笑を浮かべる私と一緒にそれぞれ

茄子と
ジョンイルと
●ざえもんがいた。


恋は盲目とかさ、痘痕も笑窪とかさ

色々聞くけどさ。


母性ってすごいね。あの力技加減ったらないね。

そして、雅、私が悪かった。（土下座）



ちなみに今は盛り返してます。と、思う。





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