子ザル飼育日記

美味しいものがなんなのかわからなくなってきたプレです。
おはようございます。

何を食べても美味しいんですが
何を食べても何か違う気がします。
つか、作ってもらったものが一番美味しい。


では、本文です。


そんなわけで。昨日の続きです。


子ザルのいとこたちが旅行に出かけるたび、

頻繁（とまでは行かないけど）にわんこを預かるサル山。

それに対して「何故ウチは旅行に行かないのか」と

寂しげな子ザルたち。

「それはお金が無いからよ」と答えるのは

ちょっと切ない親心。


でも、サル山の教育方針として

「子ザルの疑問には正直に答えよう」ってのがありまして。

なので

「旅館やホテルの平均的な値段」

「その他交通費・昼食代・燃料費・遊興費等も必要である」

「よって家族５人で出掛けるとこのぐらいのお金がかかる」

などを子供にわかりやすい言葉を選んで説明しまして、

「ひと月の家族の食費がこれくらい」（←子ザルに一番わかりやすいので）

ってなことも言います。

家族で旅行に行くお金で、ひと月分以上のご飯が買えるね。みたいな。

意外に頑張ってるんです。食費。


で、それプラス

「しかし、この値段を安いと思う人もいること」

「逆に、これでも『そんなにかからないよ』」と思う人もいること。

等を説明します。

つまり、格差による感覚の違い。

そこから来る価値観の相違があるんだよ。ってことですかね。


今、ニュースなどでも声高に叫ばれる『格差』

これはあくまで飼育係の考えですが

『格差』の無い社会　は、有得ないと思っています。

在るのが当たり前だ。というスタンス。


雅と義兄・お友達のお父さんでは

収入面に若干の開きがあるのかもしれないし

まったくないのかもしれない。

それはわからないけれど　少なくとも。

少なくとも、パパとママの価値観から行くと

そう簡単に旅行には行けないんだよ。。。と。


でも、それが必ずしも悲しいことだとは言い切れない。

すべては価値観の問題で

旅行にはいけなくても日帰りでドライブをしたり

公園でサッカーをしたり、おやつをみんなで手作りしたり

「他人と比較して劣等感を感じた」ことが

後に大きな財産になる事だってある。


「負け惜しみ」と捉える人も中にはいるけれど

それすらも最終的には「価値観」次第なのだ。と。


単純に「お金が一杯あって、旅行にもどんどん行ける」環境は楽しいでしょう。

そりゃ飼育係だってそうしたいのは山々。

だけど、そうじゃないのなら　そこから何かを学ぼうよ。


話しているうちにどんどん話は大きくなってしまって

子ザルにちゃんと伝わったかどうか

自信がなくなってしまったんですけどね。（←ダメ母）

とりあえず　なぜ旅行に行かない(行けない)のかは

ぼんやりとでもお分かりいただけたようです。




でも、本音は両親も行きたいです。

格差なんか嫌いだ。












↓ランキングも格差ですかね、やっぱり。
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