2008/07/27(日)18:25
素晴らしい先生
週末、レッスン三昧&ROOLIES三昧だったpure
まずはROOKIES。
金曜日の朝からニコガクナインが
TBSの番組に出まくってましたね
もちろん、ほとんど見れなかったけど、
朝ズバに出てるのを最後まで見てたら
会社はトーゼンのごとく遅刻
土曜日はふたりの先生のレッスンがあったけど
合間に帰ったりして見られるだけ見ました
そしていよいよ最終回。
って言っても、放送時間は旦那と夕食を食べに出て、
見たのは帰ってきてから。
そして
不覚にもpure、途中で寝ちゃった
上地君扮する江夏のいる目黒川高校との対戦、
9回表の御子柴君の打席、
スコアは4-1、2アウト満塁の
切羽詰った場面・・・
あまりに御子柴君のそのシーンが長くて
寝てしまったんだと思う・・・
旦那が寝てから続きを見ました
もうね、感動で感動で
涙が止まりませんでした
絶対ありえないシチュエーションだけど
このドラマは許せちゃうのよね。
川藤先生の言葉が、情熱が、
ニコガクナインを変え、
それに関わるみんなを変えていく。
1話からの川籐先生の言葉が
pureの心に深く残っていて、
そしてpureの支えとなってる気がする。
それはきっとこのドラマを見たみんなに伝わり、
いろんな場面で思い出されるんじゃないかな。
そんな強い、熱いメッセージのあるドラマでした。
嬉しいことに、秋には2時間スペシャルが、
来春には映画化されることが決まりました
きっとその前には再放送があると思います。
見逃した方はたかがドラマってスルーせず、
どうぞ見てください。そして感じてください。
な~んて熱く語ってしまうほど
素晴らしいと思えるドラマでしたから
そしてレッスン。
pureが先生のお宅に行くと
京都から来てる学生のレッスンをしてました。
彼は大学4年生。
就職は内定をもらっているけど
もっと歌を続けたいと頑張ってる。
その子は腕の畸形という
生まれつきの障害を持ってます。
ほとんどの事は足や、ある手指を使って
器用に何でもこなすんだけど、
どうしてもできない事もあって
周りのみんなに助けてもらってるとのこと。
その子が、pureの前で怒鳴られ、
どつかれ、殴られたりしたの。
pureはそんな先生の姿にびっくり。
でもそこには先生のその子に対する想いがあった。
障害児として生まれた彼は
周りに助けてもらうことが当たり前。
それによって、歌に対しても甘えが出てくる。
先生はそんな彼に現実を知れと言う。
自分に向き合えと言う。
自分の姿を直視しろと言う。
一見、酷なようだけど、そう生まれたからには
それを受け入れて生きていくしかないっていう
現実を見据えた、普通の人には言えないこと。
そしてすぐに苦しいことから逃げようとする彼に
いじめられたとき、お前はヘラヘラ笑ってきたんだ。
自分の心に嘘をつきながら、立ち向かってはいかなかった。
どうせそんなもんだよ。だから今でも逃げるんだ。
自分をよく見ろ。そして自分と戦え。根性出せ。
でなきゃ、何やったってダメだ。
pure、なんかすごい先生と出合ったんだなって思った。
彼のレッスン中、涙が止まらなくて困った。
彼に、いや、歌をするすべての人に
自分に厳しく生きろ、甘えるなと。
イタリア、ドイツという日本人には厳しい国で
数多くのステージをこなしてきた先生だから言えること。
先生のメソッドも先生が色んな先生について、
あるいは実践で悪戦苦闘しながら学んできたことを
惜しげもなくpureたちに教えてくれてる。
それ以上に先生のやってきた現実、
であった素晴らしい歌手や指揮者のこと、
ステージの厳しさをたくさん話してくれる。
そして歌を勉強する日本人学生の甘さに
イライラしている先生を今日、見た。
きっとどの学生に対しても同じだろうと思う。
私なんて先生と出会うまでどれほど甘かったか。
学生の間に先生と出会えた彼らは幸運だと思う。
どうか、厳しく自分と向き合い、
ひとつずつ試練を乗り越えていって欲しい。
pureの場合は学生時代に先生と出会ってたら
先生から逃げていたかもしれない
歌を意地でも続けたいと思った今だから
先生の言葉が重く、深く、
ありがたいものだと心から思えるんだよね。
出会いとそのタイミングは大切だね。
ROOKIESもすごいタイミングで
川籐先生が赴任してきたんだもんね。
ってことでつながったぁ
長々と読んでくださった方、ありがとう。
そしてテーマにまったくかんけーない話を
いつも書かせてくれてるマトさん、ありがとう。
どこに書いていいのかわからなくて