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2008年06月22日
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カテゴリ:映画
        ほら、聞こえる?   音楽だ

        僕には聞こえるよ

        風の中に、宙の中に、光の中に

        音楽はそばにある

        心を開けば聴こえてくる

        心の耳をすませば・・・






『奇跡のシンフォニー』

監督・・・カーステン・シェリダン
音楽・・・マーク・マンシーナ
出演・・・フレディ・ハイモア、ケリー・ラッセル、ジョナサン・リス=マイヤーズ、ロビン・ウィリアムズ、テレンス・ハワード、ウィリアム・サドラー 他




                  【STORY】

11年と16日間、養護施設で育った11歳のエヴァン(フレディ・ハイモア)。
彼は、両親の顔も名前も知らないが、心に聞こえてくる音を通じてつながっていると信じていた。鋭い音感を持つ彼は、ある日施設を飛び出し、NYのマンハッタンへたどり着く。そこで生まれて初めて楽器に出会う。
そして“ウィザード”と名乗る男(ロビン・ウィリアムズ)にギターを習い、ストリートミュージシャンとして音楽の才能を開花させていく。
エヴァンは自分の想いを楽器に託して表現できるということに気付く。
自分の音楽は、この世界のどこかにいる両親の元へ届くと信じるエヴァン。

一方結ばれぬまま別離したエヴァンの母ライラ(ケリー・ラッセル)と父ルイス(ジョナサン・リス=マイヤーズ)も、それぞれの想いを胸にマンハッタンを目指していた・・・。


                  【解説】

天才的な音楽の才能を持つ孤児の少年エヴァン。
彼と意図せず離れ離れとなってしまったチェリストの母ライラと、元ミュージシャンの父ルイス。
それぞれがそれぞれの想いを抱きながら、運命の再会を果たすために奔走するドラマ。
音楽を愛し、信じる3人が、その音楽によって奇跡のように引き寄せられていく姿を感動的に描いていく。







これは現代の“おとぎ噺”のようでした・・・
でも私、こういう“おとぎ噺”大・大・大好きなんです!!!

予想通り、泣き通しでした。
最初の方で、面会に来た児童福祉職員のリチャード(テレンス・ハワード)がエヴァン(フレディ少年)に養子の話を切り出すのですが
その時、言葉より先に うるんだ瞳から大粒の涙をポロポロとこぼすシーンがあるのです。

その表情!! もう、もう おばさん(私ね)我慢出来ない~~~。
どちらかというと『ネバーランド』的、静かな涙。。。飛んで行って抱きしめてあげたくなる。この胸でお泣き!と抱きすくめたくなる。本当に素晴らしい表情するんですもの~~~。



広い広い小麦畑で指揮をするエヴァン。
風が小麦を揺らす・・・全ての自然が彼の指揮で美しい音楽を奏でる。
その時のフレディ少年の表情ったら!それだけで泣きそうでした。感動的なシーンでした・・・
女性監督ならではの繊細なカメラワーク。

ストーリーは、ちょっと現代の『オリバー・ツイスト』っぽい雰囲気もあったりして。
あれも好きな作品なのですが。





フレディ・ハイモア少年、あのジョニーも認めた演技力・表現力。
出る作品、出る作品で認められ実力・人気もナンバー1子役。
こんなに“哀しみ”が似合う少年って、他にいるかしら?
こんなに“儚さ”“けなげ”が似合う少年もいない・・・
辛くても、哀しくても、淋しくても 音楽を愛して、信じ続ける少年。
こんな奇跡なんてあるワケない~って思っても、応援してあげたくなる。
今作では音楽で心を表すシーンが多かった。言葉はなくても、伝わってくる。
彼の“想い”が・・・
こんなにたくさん泣かせちゃダメよ~~~。反則だよ~~と言いたいかも?(笑)

今は『アーサーとミニモイ・・』の続編を撮影中とか・・また楽しみですね♪






080317_symphony_sub3.jpg



ケリー・ラッセル。
美しい人ですね~透明感があって・・・。
今まで、あんまり知らなかったけど(名前は知ってた)好きになりました~。
初挑戦というチェロ演奏も自然だったし・・・




ジョナサン・リス=マイヤーズは、私の好きな映画『楽園をください』や『マッチポイント』でもナイーブでナイフのような尖った演技が印象に残る人だけど・・この作品でも鋭利なカンジ。
ミュージシャン役ですが、彼の兄弟はバンドをやってるだけあって~演奏も歌も素晴らしかった~。
とってもよかったです!





080317_symphony_sub2.jpg



ロビン・ウィリアムズは、久々に悪い~役でしたが・・・
過去を語らなくても、歩んできた道がわかるような~深い演技を見せてくれた。
途中で、とっても憎らしくなったりしたけど、最後は同情してしまう。
彼がかもし出す雰囲気がそうさせるの。





出番が少なくて残念だったのは、テレンス・ハワード。
彼の最近の出演作、みんな好き~~♪『クラッシュ』も『ブレイブワン』も『ハンティング・パーティ』も。
今回も楽しみにしてたけど、ちょっと不服~~~もっと出て欲しかった。
それでもフレディ少年との絡み、ケリーとの絡み。
誠実なまなざしが印象的で~さすがの存在感と思いました。







捨てられたかもしれないのに、顔も知らない両親が迎えに来てくれるとずっと信じている少年。
たった一夜の運命的出会いで、恋におちた2人・・・
屋上で2人で見上げる満月、かすかに聴こえるストリートミュージシャンの歌声(あれってウィザードだよね?)


それらが全てひとつに繋がる。音楽を通じて・・・
そんな奇跡。あるわけないような奇跡。
でも、あるかもしれない。あったらステキ。



音楽もどれも素晴らしかった・・・
「オーガストの狂詩曲」も凄かったな~。
凄いといえばアカデミー賞主題歌賞にもノミネートされた「Raise It Up」を歌っていたホープ役の少女(ジャマイア・シモーヌ・ナッシュ)。彼女も凄かった!あの歌唱力、圧倒された。





この作品で流した涙は、温かい。
観終わって心が洗われた気がした。
本当にステキな映画だった。

Babyが手を伸ばして、まるで指揮をするように・・・。あのシーンも泣けた・・・







マリー的お気に入り度 ・・・★★★★★★★★★☆ (運命の出会いって、本当にあるかもしれない。って思える。)

マリー的涙度数 ・・・ ★★★★★ (泣いた!泣いた!!)






最終更新日  2008年06月23日 00時06分29秒
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