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カテゴリ:映画
で? ナニしてくれるの? 『ミラクル7号』 監督・脚本・製作・・・チャウ・シンチー 出演・・・チャウ・シンチー、シュー・チャオ、キティ・チャン、リー・ションチン、フォン・ミンハン、フアン・レイ、ヤオ・ウェンシュエ、ハン・ヨンウォア、ラム・ジーチョン 他 【STORY】 小学生のディッキー(シュー・チャオ)と、工事現場で働く父親のティー(チャウ・シンチー)は、いまどき珍しいほどの超ビンボー親子。 “息子には最高の教育を受けさせたい”という父の願いから、お金持ちの子女が集まる 名門小学校にディッキーは通っているが、学校では浮きまくり、同級生の心ないイジメに耐え忍んでいる。 そんなある日、ティーはゴミ捨て場から謎の物体を拾い持ち帰る。 まるでゴムボールのような物体だが、ふとした拍子にスイッチが入り、四本足の謎の生物に変身! ディッキーはその物体を“7(ナナ)ちゃん”と名づけ、かわいがっていた。 この出会いで、自分の学校生活はバラ色に(?)なるはずだったディッキーだが、 この物体を巡って学校で大恥をかいてしまう・・・。 ディッキーはいまの生活を変えてくれると期待していたのに、“使えねー”ナナちゃんに苛立ち始める。 そんな矢先、ティーが仕事先で悲惨な大事故に巻き込まれてしまう。 使えね~ナナちゃんが、ミラクルな奇跡を起こすのか!? 【解説】 香港映画界が誇るトップスターであり、監督作『少林サッカー』『カンフーハッスル』で世界中を熱狂させたチャウ・シンチーがSF映画に初チャレンジ。 これまでに数え切れない主演作・監督作の看板を背負ってきたシンチーであるが、本作の主人公は小学生のディッキーだ。 1万人が参加したオーディションでシンチーが見出した新人子役は、実は女の子。 過去にもカレン・モクやヴィッキー・チャオを別人のように変身させたシンチーが、 今回もマジックを見せる。また、一貫して“ダメ男の起死回生”を描いてきたシンチーが、 家族愛を真正面から描いている点にも注目。 コレはチビと一緒に是非是非観たいと思っていました。 ラッキーなことに試写会ハガキが2枚当選したので、2人で行って来ました。 貧乏を描かせたら右に出るものナシ!(ホントはとっても金持ちなのに~笑) シンチーの描く貧乏は並大抵の貧乏じゃない。 でも、今回のビンボー描写は結構おとなしめ。 ゴキ○リがワサワサ出てくるサマは、鳥肌が立ってしまったけど~。これはシンチー自身が幼い頃貧乏で、夜になると“ゴキ○リ潰し”をゲームのようにしていたことがヒントになってるそうです。 家に置いてあるものは、ほとんど拾ってきたもの。 これってある意味、リサイクルが盛んな今の時代には合ってますよね。 学校で心ない“イジメ”に合っているのはとっても可哀想なんだけど~ これも今までのシンチー映画と比べると、そこまでひどくなくて・・・ちょっと意外な気もします。 何か少しシンチー路線とは違うような雰囲気が、一般人にもウケそうで~(笑)なんだか嬉しい♪ そして・・・エイリアンのナナちゃんが、とってもとっても可愛い!!! シンチーが飼っていた犬がモデルというナナちゃん。 大きな瞳がキュートで~ 可愛い顔、怒った顔、困った顔、どんな表情もホントに可愛くて~~~。 使えね~はずのナナちゃんが、こっそり頑張ってる姿にはホロリ・・としてしまった。 そうなのです。 この映画でも、私はとっても泣いてしまうシーンがあって・・・ 泣いた。泣いた・・・ チャウ・シンチーは、いつも“そこまでやるか?!”という表現をします。 貧乏にしても、イジメにしても、とことん。 けれど、今作は“くどくない”“あっさりしてる”そこがとっても後味よく仕上がってると思った。 “一人息子を心から愛する父”になり切っていて素敵でした。 彼のコメディセンスも素晴らしいので~笑いどころは、例によって満載でした。 (ウ○コネタも、ちゃんとある) シュー・チャオちゃんは、素顔は可愛い女の子。 この役を射止めてから、長い髪を切って臨んだそうですが~すっかり男の子でした。 表情も仕草も本当に男の子だったのが凄い。 その才能をかわれ、シンチーの養女となり、 シンチーの映画製作会社スター・オーバーシーズと8年契約を結んだそうです。 ディッキーを気にかけ、いつも庇ってくれる優しく美しいユエン先生はキティ・チャン。 先日の『少林少女』でもなんて素敵な子だろうと思っていたけど~ 本当に美しいわ。。。 彼女もシンチーに見出され、シンチー次回監督作『西遊記』では、三蔵法師を演じるという噂も・・・ この映画では、女子が男子を、男子が女子を・・・というパターンが多くて(笑) シューちゃんだけではなく、いじめっ子のジョニー(なんか反応しちゃうよ。この名前 爆)役はホアン・レイという女の子が。 ジョニーの用心棒、暴龍を演じた身体の大きな男の子は素顔は23歳の女性、ヤオ・ウェンシュエ。 そしてびっくりなのが~ディッキーに想いを寄せる巨体の女の子(?どう見ても女子には見えない~汗)は、シンチー自身が中国で発見した男性レスラー!!! それでも違和感なく見れるのがシンチー映画の凄いところ・・・(爆々) 工事現場のボスはシンチー作品おなじみのラム・ジーチョン。 今回は出番は多くないけど、印象的な役でした。 その他にも見知った顔も多く~香港映画好きには嬉しい限り・・・うふふ・・・。 過去作品へのオマージュもたくさん! そして何より、シンチーが大好きな『E.T.』の世界がここに・・・ ナナちゃんはCGなのだけど~ フワフワした毛並みや、うるうるした瞳がスクリーンを通して伝わってくるの。 あ~~~可愛い!!! 私も欲しい~~~!!! この映画を観た人が みんな叫ぶと思うわ。絶対。。。 マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★★☆ (こういう映画大好き!) マリー的涙度数 ・・・ ★★★★☆ (思いっきり泣いてしまったシーンが・・・) こんなに可愛い女の子シューちゃん。 チャウ・シンチーって、私の愛する♪アンディ・ラウ♪やトニー・レオンと同じ香港TVBの俳優養成所出身なんです。 アンディやトニーは演ずることに力を注いでいるけれど(製作なども少しはやってますが)、シンチーは作ることに力を入れてるみたいですね。 最近では『少林少女』のエグゼクティブプロデューサー、日本のコミック『ドラゴンボール』のハリウッド実写版(チョウ・ユンファが亀仙人)にもプロデューサーとして参加しているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月27日 22時47分29秒
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