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2009年03月28日
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カテゴリ:映画



         キミがメチャクチャにした人生が、私たちの宝物。








『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』

監督・・・デヴィッド・フランケル
原作・・・ジョン・グローガン
出演・・・オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン、エリック・デイン、アラン・アーキン、キャスリーン・ターナー 、ネイサン・ギャンブル、ヘイリー・ベネット 他





                【解説】

子育ての予行演習のつもりで犬を飼い始めた新婚夫婦と、ラブラドール・レトリバーの愛ときずなを描く感動作。
愛犬との生活を通し、結婚生活をめぐる普遍的な悩みや問題を描き出したベストセラー・エッセーを映画化。
監督は『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル。
主人公夫婦をオーウェン・ウィルソンとジェニファー・アニストンが演じている。
泣いて笑って、最後は温かい気持ちになれる一作。




                【STORY】

ジャーナリストとして働く新婚夫婦のジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)は、子どもを持つ自信をつけるため、犬を飼うことを決意。

しかし、やって来たラブラドール・レトリバーのマーリーは、手に負えないほどやんちゃで、何でもかんでも食べたがるおバカな犬だった・・・!
マーリーのおかげで大混乱に陥る一家。だが、やがて彼らはこの世界一おバカな犬がどれほど大切な存在かを知ることになる。








かなり前になります。
試写会での鑑賞・・・



予告やキャストを見ていて、もっともっと笑えるコメディかな~と思ってました。
ところが・・・
やんちゃな犬を通して、夫婦が愛を育んでゆく・・・結婚生活や子育てのことを色々考えさせてくれる物語でした。





少しネタバレになります。



090203_marley_sub3.jpg




これは“わんこ好き”“わんこ(ラブちゃん)飼ってる方”は見るの辛いと思う。。。

私も猫を飼っているし、幸い~まだそんな老年ではないけど
“いつか、その日”が来ることは覚悟してます。

生きるもの全てに“終わり”があること。痛いほど分かっているし・・・
でも でも やっぱり映像で、その瞬間を見ると(見せられると)涙が止まらない。

私が、こらえながら涙を流している時、そこかしこから嗚咽が聞こえました。
ちょっと・・・いや かなり辛かったです~。

主人公たちと同じように、小さい頃からの想い出が走馬灯のように浮かび・・・
我慢出来なかったなぁ。。。






090203_marley_sub1.jpg




オーウェン・ウィルソンは、いつもコメディのイメージがあるので
登場してきたら、何か可笑しいこと期待しちゃうんだ。
でも~今回はシリアスでした。
彼って、こんな繊細な演技も出来るのね・・・
まぁ私生活でも色々苦しんでいたし、本当はそんなにハジケた人では、ないのかもね。





ジェニアニ、私の認識=元ブラピ妻。
あまり彼女の演技を観たことがなかった・・・
このジェニー役を見て、ファンになっちゃった!
ナチュラルな方なのね~。凄くいいカンジ~キュートだし、スタイルもいいし・・・
オーウェンとの息もぴったりだし、わんことの絡みもバッチリ。






アラン・アーキンは、ここでもいい味だしておりました。
『ゲット・スマート』もあったけど、
私にとってはいつも『リトル・ミス・サンシャイン』のエロおじーちゃんですが(笑)






見ていると、自然でなんの違和感も感じないのは、やはりこれが実体験を元にしてということでしょうか。
どのシーンもありそうで、感情移入してしまう。



マーリー役の犬は22匹。
そのうち11匹が子犬だそうで・・・撮影現場は凄かったでしょうね。



そうそう、この映画、見どころは犬だけじゃなくて~
風景も美しかったです。
海のシーン、草原のシーン、雪のシーン、犬と人間が風景に溶け合って素敵でした。





心が温かくなるステキな作品ではありますが、もう1回は観れない・・・
辛すぎて・・・




マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★☆☆
マリー的涙度数 ・・・ ★★★★★





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最終更新日  2009年03月28日 20時55分46秒
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