2009/09/01(火)11:28
『96時間』
父の愛が、パリの街を暴走する!
『96時間』
監督・・・ピエール・モレル
製作・脚本・・・リュック・ベッソン
脚本・・・ロバート・マーク・ケイメン
出演・・・リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン、リーランド・オーサー、ジョン・グライス、デヴィッド・ウォーショフスキー、ケイティ・キャシディ、ホリー・ヴァランス、ザンダー・バークレイ 他
【解説】
『トランスポーター』シリーズなどのヒットメーカー、リュック・ベッソンが製作を務めた本格アクション・スリラー。
96時間というタイムリミットの中、娘を誘拐された父親が警察の助けを借りず、たった一人で異国の敵からの奪還を試みる。
名優リーアム・ニーソンが元工作員にして、娘を思う父親でもある主人公を演じる。怒とうのカーチェイスや銃撃戦、そしてマーシャルアーツなど、ノンストップで繰り広げられるアクションに注目だ。
【STORY】
初めての海外旅行で訪れたパリで、何者かに誘拐された17歳のアメリカ人少女・キム(マギー・グレイス)。
その事件のさなか、偶然にも携帯電話で話していた父親のブライアン(リーアム・ニーソン)は、愛する娘を襲った悪夢のような出来事に胸を引き裂かれる思いでいた。
そして、受話器の向こうからキムの悲痛な絶叫が聞こえたとき、ブライアンは心に決めた。地獄の果てまでも犯人を追い詰め、自らの手でキムを必ず奪還してみせると…。
政府の元工作員として幾多の修羅場を潜り抜けてきた彼は、あらゆる危機に対処できる特殊なスキルを備えていた。
そして、キムとの通話の音声から犯人の一味はアルバニア系の人身売買組織だと判明。過去の事例から、事件発生から96時間が過ぎると被害者は救出不可能だという。わずかな手がかりをたどって単身パリへ発ったブライアンは、暴力と欲望が渦巻く暗黒の迷宮へと突き進んでいく。
この映画、凄かった!!
心臓バクバク、怖い怖いシーンの連続~でも目が離せない。
リュック・べッソン、すご~~~い!
スピーディなアクション、展開が速い!
私、実はこんなの とってもとっても好きです!
声を大にして言うのもヘンだけど~~~こういう作品、好みなんです~。
冷静に考えると・・・それが現実だとすると、とても怖いんですが。
海外の人身売買の実態?
もし本当にこういう事態が起こっているとしたら
日本人的な甘い考えでは、みんなやられてしまうよ・・・
警告の意味もあるのかな?
予告で何度も同じシーンを見ていた。
父「よく聞け。お前もさらわれる。」
電話の向こうで娘 「きゃ~!!」
この誘拐というか、拉致がどんな理由なんだろう?と思っていたら~
それはびっくり!な理由だった。
世の中の“怖さ”を全く知らない17歳の女の子2人。
好きなバンドの追っかけの旅~~~。
イケメンに、すぐ気を許してしまう・・・
うちのムスメだって17歳。
怖いもの知らず・・・ う~~~・・・><;
夏休み、毎日毎日はっちゃけてる彼女に 見せたぁ~~~い!!
ちょっとくたびれた風貌のリーアム・ニーソンが追跡を始めると物凄く鋭い眼光で
凄い迫力。
娘のバースデーでこんな緩い顔をしているお父さんが
こんなになっちゃう。
娘を救出すべくパリへ向かう機中、犯人が残した言葉“Good Luck”を何度も何度も聞き
頭に叩き込む。
そしてその声に出会った時・・・
こんなにたくさん人を殺す主人公は初めてだし(容赦なく拷問までしちゃう)
とても新鮮!!
娘の為なら手段は選ばない。その潔さが気持ちいい。
一般の家庭でこんなに「無敵な父」を持つ子供はいないけど、子を想う親の気持ちはこうだって痛いほど伝わる。
リーアム・ニーソンのアクション、意外だったけど(ごめん)上手かったです。
本当にいいお父さんを持って幸せね~の娘はマギー・グレイス。
実年齢は20代だけど、天真爛漫な女子高生っぽくてよかったです。
でも、人間オークションにかけられるエロい衣装が結構似合っていた(苦笑)
国に命をかけて家庭を顧みない夫に愛想を尽かし大富豪と結婚しちゃう妻(長っ!)ファムケ・ヤンセン。
どこかで見た~と思いながら思い出せず 終わってから気付いた。
ウルヴァリンの想い人ジーン・グレイでした~。
ミュータントではない(笑)普通の女性もよかった。
配役は文句なしでした。
みんなぴったり。
最後のボディガード?アラブ系の人。
強かった。。。印象深かった・・・
それにしても・・・
裏社会に巣くう東欧系マフィア、若い女性を麻薬漬けにして売春させる。
選ばれた女性(高く売れそうな者)は闇市にかける恐るべき組織。
本当のことなのでしょうか???
マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★★