一詩人の最後の歌

県コンクール金賞おめでとうとても素晴らしかった関西大会も頑張ってね  一詩人の最後の歌訳詩　山室　静　作曲　信長　貴富 私を高く運んでゆけ　　おまえつよい死よ　　　 私を高く運んでゆけ　　魂の大きな国へ 私は神が命じた道をすすんだ　　額をまっすぐに上げてすすんだ 私があたえた全ては神よあなたのもの　　私は枝の小鳥のように歌っただけです 私があたえた全ては神よあなたのもの　　私は枝の小鳥のように歌っただけです さようなら　　あざやかに赤い一本の薔薇よ さようなら　　おまえ愛しいもの ただ　運んでゆけ　私を　おまえ　つよい死よ　運んでゆけ　私を　ただ　運んでゆけ おまえ　つよい　死よ　 たとえこの世が　楽しいにせよ ありがとう　神さま　あなたがあたえて下さったもののために ありがとう　これから来るもののために 死よ　時間の海を越えて　　飛んでゆけ さあ　永遠の　夏のほうへ　 私を高く運んでゆけ　　　　おまえつよい死よ　 私を高く運んでゆけ　　　　魂の大きな国へ　 さあ　永遠の夏のほうへ　　　飛んでゆけ飛んでゆけ さようなら　おまえ　愛しいもの　　さようなら　ありがとう　さようなら