芦屋→コペンハーゲン移住、国際中医師のｙａｋｕｚｅｎ的食卓

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旅は、現地に溶け込む派

特にアジアや中近東は、人と人との関係が日本や欧米より緊密な気がして
どんな観光名所よりも、地元の活気あふれる市場や食堂で時間を過ごし、
食事も、その土地でしか食べられない特産品や、町の名物をセレクト

その中でも、台北でどうしても食べてみたかった油飯
(油で揚げたり炒めたりしたご飯…ではなく、醤油味の"おこわ")

これまで、何度も『売り切れ』の憂き目に遭い
今度こそ
と、7:30amの開店と同時に市場へ向かい、ようやく手に入れた油飯です


　
【せっかくなのでトッピング全部乗せ(煮卵と鶏モモ肉。さつま揚げ風の物は、タロ芋餅)】　


そもそも油飯は
「油で揚げたり/炒めたりしたご飯」ではなく
お醤油味(油＝醤の意味だそうです)の”おこわ"のこと

台湾では、男の赤ちゃんが生まれて1か月経つと、
お祝いを下さった方たちにお礼として油飯を配る習慣があるそうです
(女の赤ちゃんが生まれた場合は、ケーキ(蛋糕)を贈るそうです)

なので、お弁当として購入する以外にも、予約の相談に訪れる人もたくさん。
日によっては、100個くらいの油飯が店頭に積み上げられていたりします


甘辛く煮込まれたシイタケやお肉がベストマッチのおこわ。
炊きたても、冷めてからも美味しくて、頑張って並んでよかった
(ちなみに量り売りなので、一斤(600g)か半斤(300g)かをチョイス)

デザートのバナナは、市場のおじさんからのお裾分け
「台湾バナナだよ～届いたばかりで美味しいよ」とのことでしたがホント
ねっとりと濃厚だけど嫌みがなくて、こんなに美味しいと思ったバナナは初めて

本来の目的を忘れて、ひたすら食べに走る台湾滞在です。。