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2009/04/11
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* デイ リーダーsan 歌レク *



『茶摘み』(ちゃつみ)は童謡。文部省唱歌です。

作詞作曲ともに不詳。オリジナルの曲名は
『茶摘』で、摘という字は小学校で習わない
ので、教科書では『茶つみ』と表記しています。

【 茶摘み 】

夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
「あれに見えるは茶摘みぢやないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠」
日和(ひより)つづきの今日このごろを
心のどかに摘みつつ歌ふ
「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ」

概要

初夏に見られる茶摘みの光景を歌った歌である。

1912年(明治45年)に刊行された
『尋常小学唱歌 第三学年用』が初出(しょ‐しゅつ)。

2007年に「日本の歌百選」に選ばれました。

【 八十八夜 (はちじゅうはちや)】

雑節の一つで、立春から88日目の5月2、3日ごろにあたります。
この頃から農家は種まき・茶摘み・養蚕などに忙しい時期となる。

《季 春》「霜なくて曇る―かな/子規」

あと3日ほどで立夏(りっ‐か)ですが、「八十八夜の別れ霜
(わかれ‐じも)」「八十八夜の泣き霜」などと言われるように、
遅霜(おそ‐じも)が発生する時期でもあります。そのため、
農家に対して特に注意を喚起(かん‐き)するためにこの雑節が
作られました。八十八夜は四季のある日本独自の雑節です。

又、この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この
日にお茶を飲むと長生きするとも言われています。

茶の産地京都府宇治市などでは、昔ながらの
赤いたすきにかすり姿の女性達が茶畑に入っ
て茶摘みの実演を行い、お茶のPRも兼ねて
一般の人達も参加するイベントが行われる。

「♪夏も近づく八十八夜…」と茶摘みの様子
が文部省唱歌『茶摘み』に歌われている。

尚こちらは、公表後50年以上経過の
ため、著作権が消滅している作品です!!

* 備考 *


しょ‐しゅつ【初出】

[名](スル)初めて出ること。最初に現れること。

りっ‐か【立夏】

二十四節気の一。5月6日ごろ。暦の上で夏の始まる日。
《季 夏》「空輝き水輝きて―かな/立子」

わかれ‐じも【別れ霜】

晩春のころ、最後に降りる霜。八十八夜のころに多い。
忘れ霜。《季 春》「花過ぎてよし野出る日や―/几董」

おそ‐じも【遅霜/晩霜】

晩春・初夏のころの季節はずれの霜。晩霜(ばんそう)。

かん‐き【喚起】

[名](スル)呼び起こすこと。呼び覚ますこと。
「注意を―する」「世論を―する」





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最終更新日  2009/04/26 10:19:02 PM



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