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* デイ リーダーsan 歌レク * 『茶摘み』(ちゃつみ)は童謡。文部省唱歌です。 作詞作曲ともに不詳。オリジナルの曲名は 『茶摘』で、摘という字は小学校で習わない ので、教科書では『茶つみ』と表記しています。 【 茶摘み 】 夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る 「あれに見えるは茶摘みぢやないか あかねだすきに菅(すげ)の笠」 日和(ひより)つづきの今日このごろを 心のどかに摘みつつ歌ふ 「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ 摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ」 概要 初夏に見られる茶摘みの光景を歌った歌である。 1912年(明治45年)に刊行された 『尋常小学唱歌 第三学年用』が初出(しょ‐しゅつ)。 2007年に「日本の歌百選」に選ばれました。 【 八十八夜 (はちじゅうはちや)】 雑節の一つで、立春から88日目の5月2、3日ごろにあたります。 この頃から農家は種まき・茶摘み・養蚕などに忙しい時期となる。 《季 春》「霜なくて曇る―かな/子規」 あと3日ほどで立夏(りっ‐か)ですが、「八十八夜の別れ霜 (わかれ‐じも)」「八十八夜の泣き霜」などと言われるように、 遅霜(おそ‐じも)が発生する時期でもあります。そのため、 農家に対して特に注意を喚起(かん‐き)するためにこの雑節が 作られました。八十八夜は四季のある日本独自の雑節です。 又、この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この 日にお茶を飲むと長生きするとも言われています。 茶の産地京都府宇治市などでは、昔ながらの 赤いたすきにかすり姿の女性達が茶畑に入っ て茶摘みの実演を行い、お茶のPRも兼ねて 一般の人達も参加するイベントが行われる。 「♪夏も近づく八十八夜…」と茶摘みの様子 が文部省唱歌『茶摘み』に歌われている。 尚こちらは、公表後50年以上経過の ため、著作権が消滅している作品です!! * 備考 * しょ‐しゅつ【初出】 [名](スル)初めて出ること。最初に現れること。 りっ‐か【立夏】 二十四節気の一。5月6日ごろ。暦の上で夏の始まる日。 《季 夏》「空輝き水輝きて―かな/立子」 わかれ‐じも【別れ霜】 晩春のころ、最後に降りる霜。八十八夜のころに多い。 忘れ霜。《季 春》「花過ぎてよし野出る日や―/几董」 おそ‐じも【遅霜/晩霜】 晩春・初夏のころの季節はずれの霜。晩霜(ばんそう)。 かん‐き【喚起】 [名](スル)呼び起こすこと。呼び覚ますこと。 「注意を―する」「世論を―する」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/04/26 10:19:02 PM
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