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2009/08/17
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「は(8)い(1)く(9)」の語呂合せから、正岡子規(まさおか‐しき)研究家の坪内稔典(つぼうち としのり)さんらが、夏休み中の子供達に「俳句に親しんでもらう日」として発案し、1991(平成3)年に制定されました。

*まさおか‐しき【正岡子規】

正岡 子規(まさおか しき)とは、俳句・短歌・新体詩・小説・評論・随筆など多方面に渡り創作活動を行い、日本の近代文学に多大な影響を及ぼした、明治時代を代表する文学者の一人です。

1867年(慶応3年)9月17日愛媛(えひめ)県松山市にて正岡家の長男として生まれ、1902年(明治35年)9月19日(享年34歳)という若さでお亡くなりになるまでの約7年間は結核を患っていました。現在は結核になっても薬で完治することができますが、この時代、結核といえば死の病・・・それでも当時、咳止めとして効くと信じられていた、糸瓜(へちま)水を飲みながら、正岡子規は最後まで創作活動を続けていたそうです。

そこで正岡子規の辞世の三句として有名なのが、

「糸瓜(へちま)咲いて 痰(たん)のつまりし 仏かな」

「痰(たん)一斗(いっと) 糸瓜の水も 間に合わず」

「をととひの へちまの水も 取らざりき」


の3首(しゅ)があり、正岡子規の命日の9月19日は
「糸瓜忌(へちまき)」と呼ばれているそうです。

*一斗缶(いっとかん)とは、尺貫法の単位である1斗(約18リットル)の容量を持つ、角形の金属缶のこと。現在は18リットル缶が正式名称となっているが、依然として一斗缶と呼ばれることが多い。





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最終更新日  2009/08/17 11:54:16 PM
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