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カテゴリ:介護 知識・資料系 (04/09 up)
弁膜症とは 心臓は心房と心室に各2部屋ごとに 全部で4つの部屋に分かれています。 呼び名は右と左に心房と心室があり、右心房、 右心室、左心房、左心室といった名称があります。 また、左心房と左心室の上下に渡っている「僧帽弁」という 弁があり、左心室と大動脈の間にあるのが「大動脈弁」です。 右心房と右心室の上下に渡っているのが「三尖弁」で、 右心室と肺動脈の間にあるのが「肺動脈弁」です。 それぞれの弁は血液を送り出すときには開き、送り出してしまったら逆流しないように閉じるようになっていますが、これらの弁が支障をきたすと、弁の開きが悪くなる「狭窄」と、弁の閉じる機能が悪くなる「閉鎖不全」等といった事がおこります。 これを弁膜症または心臓弁膜症といいます。 弁膜症は起こった箇所、症状によって名前がかわってきます。 弁膜症の症状 支障をきたした弁膜やその程度によっても症状は変わってきます。 なかなか症状が現れてこない場合もありますが、進行してきたりすると心臓の動きそのものが悪くなり機能が低下します。 機能が低下してしまい放置しておくと、心不全のような 疲労、動悸、呼吸困難といった症状が出てきます。 弁膜症 三尖弁閉鎖不全 右心房と右心室の上下に渡っている三尖弁に何かしらの支障がおこり、正常な働きをしなくなり閉じたままになる状態の事です。 症状として肝臓の肥大、もしくは全身もむくみがでます。 さらに重症になると腹に水が溜まってしまいます。 原因は、弁そのものの病変によっておこるのではなく、ほとんどの場合、重症の僧帽弁閉鎖不全症の合併によっておこる2次性の三尖弁閉鎖不全症です。 治療法は薬物治療や、場合によって手術もします。 非常に怖い生活習慣病 心臓病とは、心臓弁膜症、狭心症、心筋梗塞(しんきんこうそく)、心内膜炎、心臓神経症などの病名で呼ばれているもので、心臓に栄養を補給する冠動脈が狭くなったり、詰まったり、心臓自身の力が弱まったり、心臓の鼓動が不規則になる病気のことです。 心臓疾患の主な症状として、動悸(どうき)、めまい、息切れ、 胸痛、むくみ、手足の冷えや立ち眩み、呼吸困難等、様々です。 心臓病というのは突然発病するのではなく、発症する以前にかなりの長期間にわたり、隠れた時期がありますので、重大な結果を避けるためにも、その時期に適当な治療を行うことが必要です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/08/25 02:48:14 PM
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