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カテゴリ:虹色の宝箱から
『花の命は短くて 苦しきことのみ多かりき』
本を読むの事が好きだった父が生前よく口遊んでいた林芙美子さんの名言。苦しさを実感する事が少なかった当時はよくわからなかったけれど、何故だかいつも心に響く言葉でした。 その頃の父と同じ程の歳になった今、自分の自由気儘な過去とリンクして、また身近な人を何人も見送って、ようやく言葉の奥行きが身に染みて感じられる様な気がしています。 父は今頃、あの世でどんな風に居るのかな?最近見送った友人や大切な人とあちらで出会って、お酒でも酌み交わしていたら嬉しいけれど。そんな願望がふと脳裏に浮かびます。 先日、父が亡くなる6日前の空の写真をUPさせて頂きました。 (こちら) この頃の私は今と同じくセラピーの仕事を続けつつ、身体を壊している家族や知人友人が居て心を痛めていました。可愛がっていた飼い猫が天に召された事もあり、忙しい毎日を送りながら、いつも心の奥で物悲しさを感じて過ごして居た気がします。 その様な日々だったからこそ、日常のちょっとした驚きや、輝きに触れた瞬間・可愛いものに出会った時の感動が大きかったのだと思います。 2016年12月13日の日記 日記1 日記2 ほんの些細な事に癒され、いつも助けられていました。(今も)そうとは言え、大切な人とのお別れは身を切られる様な痛烈な体験です。虚空な時期、ただただ感謝で涙が溢れる日々、当て所の無い怒りが湧いて混乱した時もありました。でもそれはどうしようも無い。本当に。それだけ見送った人から多くの愛情と恩恵を貰ったという事実に他なりません。 自分は無力ながらも受け継いだソウルを大切に、残された命を全うするだけ。大きなことは出来ないけれど、大切な人たちの魂の片鱗を育みながら。きっとそう想うことで繋がっている気持ちになれるし『あの人ならこんな時こうするかな』と時には真似てみる事で気配を感じられる気がします。 ついつい忙しい毎日を送っていると【命には寿命がある】という当たり前のことを忘れてしまいます。2020年春からの新型コロナ自粛。初めは抵抗を感じ焦りもしましたが、どうにもこうにも抵抗できない。もうお手上げ!という状況になり、初めて「あー、目先の事ばかり頑張りすぎていたな」とやっと気付けました。「本当にしたいことは何だっけ?」と我に返ったと同時に【何もしない当たり前の幸せ】を肌で感じられた貴重な時間でもありました。 今会いたい人は居ますか?伝えたい想いはありますか?あと何年今世を生きるかわかりませんが、この質問はいつもして毎日を過ごしていきたいな、そう思う彩空です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年07月15日 18時35分00秒
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