入院生活１６日目～頭の傷跡～

2006.07.22

(1)

ひたぽん、昨日までついていた頭のテープを今日とった。
そう。頭の傷跡が丸見え状態になったのだ。

抜糸をしたあと、傷跡がちょっぴり隙間から見えていた。
全部、見たのは今日がはじめてだ。

感想は・・・。

思っていたほどえぐさはなかった。
っていうか、とてもきれいな傷跡だった。本当に！！！

髪が伸びたらこの傷はまずわからないだろうというくらいだ。

パッと、見た感じは特にひくほどのものではない（と思う）。

でも、まじまじ見ると、すこ～し悲しいような、
でもひたぽんががんばった勲章だというような、複雑な気分にもなる。

よくよく見ると、本当にこんなに大きく頭を切られて、
よくもまぁこんなに今、元気でいるものだなぁと不思議な気持ちにもなる。
ひたぽん、本当によくがんばったと思った。

病院で私のひざの上にのって甘えてくるひたぽんが、
とてもとても、いとおしく感じた。

ひたぽん、以前ここにも書いたことがあるが、
こめかみの所が普通以上に窪んでいた。
でも今は、ほとんど目立ったくぼみがなくなっている。
今思うと、以前の窪みって本当にすごかったように思います。

あと、ひたぽん、入院生活、とてもがんばっていると思った。

昨日書いた、聴診器、お熱を測る、血圧を測るということも、嫌がらずにやっているのだが、
今、喉の手術をしたため、食後イソジンでうがいをしないといけないことになっている。

このイソジンうがいはさすがに嫌がったため、
イソジンをつけた綿棒のようなものを口の中に入れ、
グルグルし、うがいをするということになった。

もちろんこれも嫌なのだが、でもちゃんとやっている。

保育士さんも看護士さんも言っていた。
「ひたぽん君、歯磨きやこのイソジンもとても嫌みたいなんですけど、
でもいやいやだけど、ちゃんと口を開けてさせてくれるんです。」とのこと。

ほかにも点滴をするときラインをつなぎ、
終ったらラインをはずすということもしているんだけど、
これもかなり嫌がっているけど、でもすんなりさせてくれている。

ひたぽん、すごくがんばっていると思う。
周りの子達よりもずっと聞き分けよくがんばって入院生活を送っているように見えた。
（少し聞き分けがよすぎるような気もするけど・・・）

頭のほうはもう問題なし。
のどのほうも順調で、食事が普通食に戻りつつある。

この調子だと来週末には家に戻ってきてるかな？？？
その日がとても楽しみです。

今日は