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自分で、言うのもなんだけど
結構、厳格な家に育ったんで 親が恐くて家出なんて出来なかった。 だけど、今から。。。何年か前・・ 出てしまったの・・・汗 正しく言えば、 喧嘩して追い出される感じ・・・ それも夜11時。 めちゃくちゃ寒いのに トレーナー1枚で・・(T-T) 少し歩いて近くの公園のベンチで うずくまっていた。 寒い。。。。 丁度、頭にある人の電話番号浮かんで 小銭をポケットに見つけた。 一回で、かからなかったら。。 アウトだな。。。 そう思いながら、祈るような気分で 電話をかけた。。。 相手は、ワンコールで、出てくれた。 ん?どうした?こんな時間??? ..... 今何処? .....公園。 ん。。。分かった。 そこから動かないで待ってて。 じゃ! 電話を切ってから すごく焦った。 家の回りには公園が4つ。 勿論、そんな事しらないはず。 しかも相手は、 ここから60キロも離れている場所に 住んでいる。。。。。 う~(^^; 他に、かければ良かった。。。 でも、今となっては 他にかける金もない。 無理だろうな。。。 だって、ここに2~3回しか 来たことないはず・・・ しかもこんな時間。。。 何度も後悔の念に押された。。。 自分の情けなさと 足りない言葉と・・・・ もう座っているのも寒くて 近くには店もなにもない 暗い住宅街。 ふらふらと歩き始めたら。。。。 前から車??? ヘッドライトが眩しくて 道にの真ん中に座り込み 寒さで動けない・・・・・ もう駄目!!ひかれそう!! そう思ったら、目の前で止まった。 友人だった。 何も言わず、自分のセーター脱いで 私にかけてくれた。 担ぎ込まれるように車に乗せられ 何も言わないでいいから・・・と 震える私の手を握ってくれた。 こんなに冷たくなって。。。 無理したんでしょ? 色々声かけられたみたいだったけど 恐さと寒さと みつけてくれた安心感で 何も言えなかった。 この後・・・ 自分の家に帰ったのは 2週間後。 1週間、友人の家に居て その後、伊豆の会員制リゾートホテルに いった。(友人の持ち物で・・) 後にも、先にも 家出と、いうのは これだけ。。。 あれから。。。何年。 その友人は 生きているのかも わからない。 消息不明です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2002.11.17 02:35:07
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