韓国釜山の悪妻日記

2005/07/14(木)18:24

憧れの?ダバン

韓国で日本でデザート(9)

天気もよく風も気持ちのいい今日は、なにやらあやしげなネムセの ただよう、ダバン(茶房、喫茶)についていってみよ~。 ちゅうのも悪妻の好きな子猫のクロさんのトコロに ダバンネタが書いてあって、ああ、そういや去年何も知らずに そこに行ったよなぁと思い出したから(^^;) (がはは。女が大手を振って行くところではありませぬ) ま、ダバンは田舎にしかないであろう、退廃的なムードの喫茶店みたいな。 ちゅうても普通のカフェを想像してはなりませぬ。 キレイなアガシがたくさんおりやして、夜の店チック・・・ でも取り扱うのは、主にコーヒーで、出前もしてたりする。 悪妻の住む町では、(田舎だから)しょっちゅうこのキレイなアガシを 後ろに乗っけたノーヘルのアジョシ(おっさん)が バイクでぶんぶん、道路を走っておる。 悪妻が嫁に来て初めてこの光景を目にした際は、はっきし言って ひきまくり・・・ アジョシの後ろに乗ってるおねえちゃんはミニスカートばっか。 しかも横座りだったり、もちノーヘルでスピードもあるし危険極まりない。 『あれはナニ!!??』 道路で並べば速攻、車の中で、だんなに聞く興味津々のあっし。 『あれはダバンのコピ(コーヒー)の出張サービス中。 田舎で小さい工場とか事務所で客が来たら、コピの配達を頼むんだよ。 噂では違うサービスもするらしいよ』 ひえええええ。 すげええ・・・違うサービス・・・ だからミニスカートとかキレイな格好でないとあかんのかぁ と1人納得の悪妻。 そんなあっしではあったが、去年の9月頃、きちがいなクリスの友人が ソウルから来るので会うことになった。 なんでも東京に留学してたことがあって、日本人の悪妻に会いたいとか なんとか・・・ 仕方なく会った際、コピでも飲もうって時に悪妻が 『韓国のコピは薄くて、まずい』(←正直者?(^^;)) ってゆうたもんやから、じゃあおいしいところに連れていってあげる と韓国世間知らずの悪妻をダバンに案内してくれた。 (今思うとあほやなぁ・・・、苦笑) 薄暗い、ソファも年代モノっぽい、その田舎のダバンには狭いながら 総勢5人ものキレイで若くてスタイル抜群のアガシ集団が。 しかし、店内は挽きたてのコーヒー豆のいい香り。 これは期待できるコピが飲めそう~♪ あやしげな雰囲気の店もなんのそので、ウキウキの悪妻。(←バカ) 運ばれてきたコーヒーは、韓国ではありえない、ほんまに色の濃い ドリップしたであろう、スバラシイ代物。 『うまああああああいいいいいい』 間違いなく韓国で飲んだコピの中では一番おいしくて 悪妻は2杯頼んだくらい。病み付きになりそう・・・ が、コーヒーはうまいが店内は最悪だ。 奥からビックリの光景もしばしば。 髪の長いお姉さん、シャワーしたのか?シャンプーしたのか、 髪の毛びしょびしょのまま出てきたり 服のファッションショーもどきで、着替えたり、着替えたり、着替えたり。 ・・・ ・・・ ここは喫茶店ではないのか?おまえら従業員のくせに落ち着きなさ過ぎ。 と内心非常にアガシが気になる・・・ 『悪妻さん、おいしいのは分かったけど、ここはあんまし、来ちゃダメだよ。 来るのは保険の外交のアジュンマぐらいだからさ。』 と、そのクリスの友人に忠告まで受ける始末。 そうか、ここはやっぱ見た目どおり、やばいのか・・・ 悪妻は近所にとってもうまいコーヒー店を発見したけど一度限りの夢の体験と なってしまった・・・ちっ・・・ そして、そんなステキでdeepな体験(?)も忘れた頃 悪妻は農協に買い物に行った際 駐車場の向かいにある、小さな工務店にダバンのバイクが到着するのを 目撃してしまう。(ぼーとしてるくせに、こういうのには目ざとい) 『ややっ、あれは!?』 注文を頼んだ30代くらいの男性が出てきて ダバンアガシにハグしてる・・・ひえええええ。ハグですよ?ハグ。 ぎゅ~ってまるで恋人のように。 普通ならセクハラで訴えられるぜい?ぐらいなハグ・・・ しかし、ダバンアガシならええらしい。 そのままお店の中に入っていっちゃった。 悪妻の想像が、すさまじく暴走したあの光景は、 目に焼き付いてしまったのであった。 やっぱ、ダバンには、女は行っちゃいけない。 どんなにコーヒーがうまくても。 今はかたくなにそう思っている、ちょっとばかし韓国通な?悪妻であった。

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