2012/01/02(月)10:50
私の出会った誤訳・迷訳・珍訳
下記は、2011年に逝去なさったtomyamsoupさんが、2010年にソフィア会SNSのコメントで披露してくださった誤訳・珍訳・迷訳です。
残念ながらtomyamsoupさんに直接お会いしたことはありませんが、音楽に造詣が深い方で、ボサボサの髪で書斎で佇む風貌のお写真は、どこか哲学的な深みを感じられました。
お亡くなりになった後で、ロシアの血筋を引く方だと知りました。上智には各国のハーフやクォーターの人が多いので、ロシアの血を引くこと自体はさして珍しいことではありませんが、「ロシア語の思い出」など、ロシアについて私が書いたエッセイやコメントをどんな気持ちでお読みになっていたんだろうと思います。
亡くなられたtomyamsoupさんから掲載許可を得ることはできませんが、生きていらっしゃれば、おそらく許可してくださっただろうと思います。tomyamsoupさんの文章をそのまま掲載申し上げます。
----引用開始-----
私もすごい誤訳に出くわしたことがあります。
米国のソフトウェア会社の商品説明に同時通訳がついたのですが、
RAM(Random Access Memory)*をラム肉と訳すので、
ワケがわからなくなりました。
派遣会社があの有名なサイマxインタxxxxxだったので、
専門知識のある奴を連れてこいよと思いましたが、
慣れない翻訳をやる方も可哀相だし、
カッコいい名前の会社もオヤオヤと思いました。
---引用終了―
*RAM:ランダム・アクセス・メモリ(コンピュータで使用するメモリの1種)
tomyamsoupさんのご冥福をお祈り申し上げます。