2016/02/08(月)12:25
疾風(はやて)の「ごめんね」
4歳の女の子「猫の疾風」は、最近私の枕の隣で寝ている。
眠る時も起きる時も、疾風は私に頭をこすりつけてスリスリ。
私も疾風の全身をゆっくりと撫ぜ、
猫風に、疾風の頭やお腹に頭をこすりつけて、疾風にスリスリ。モフモフ。
とっても幸せな気分で眠っているのだった。
だが、1昨日、朝5時に目が覚めて真横を見ると、疾風がいない。
「あれっ?どこに行ったんだろ。」と思って周りを見回すと、
全然別の所で寝ていた疾風と目があった。
「あれっ?お母さん、もう起きたの!?」と言いたげな疾風の顔。
私はそのままお手洗いに行って、部屋に帰ってくると・・・
他の猫はグーグー寝ていたが、
疾風だけは私にまとわりついてきて、
ニャーニャーと一生懸命鳴くのだ。
「ごめんね。ごめんね。
お母さんが早く起きるなんて思ってなかったから。
起きた時、傍にいなくてごめんね。」
・・・と言っているように思えたので
(何匹も猫を飼ったが、疾風だけは私をお母さんと呼んでいるようだ)、
「いいよ。いつも一緒に寝てくれなくても。ありがと。」
・・・と声に出して言ってみた。
すると疾風はちょっとびっくりしたような顔をした。
「えっ。僕の言っていること、わかるの?」みたいな。
「わかるよ、疾風。」
でも、疾風、それを言うなら、疾風も私の人間語わかったんじゃないの?
早朝の不思議な会話。
まだ夢の中だったかな。笑
(写真は疾風。2014年10月撮影)