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プチ家電エッセイ

プチ家電エッセイ

私たちの家電への思い




 私たち家電好きです!。

この面白さをどう伝えれば分かってもらえるのだろうと考えながら書いてます。

今日我が家にも新型家電が導入されました。

食器洗い機と生ごみ処理機。

これを購入して思ったことをいくつか徒然に書いてみます。

まず購入した理由について3つ挙げてみます。。


1.一番はやっぱり便利だから。

 我が家では夕食後の皿洗いの仕事は自然と夫の仕事になっていました。とはいえ別に嫌々やっていたのではなく、皿洗いが一つのストレス解消になるからやってくれているそうですが。

彼いわく「ごちゃごちゃと散らかっているシンクの中の皿を一枚一枚洗って、すっきりと片付けると一日の疲れも一緒に整理されるというか、片付けられてしまうようで好きでした。

なによりすっきりしたシンクと洗い立ての皿を見ると気持ちがいいのです。

でも最近もっと面白いことを見つけてしまったのです。そのためには時間が欲しい。いわば時間を買ったようなものです。」とのことです。


2.そして次に来るのが、経済性。

もうご存知の方も多いかと思うのですが、手洗いよりも食器洗い機を導入するほうが、年間の水道代やガス代などの光熱費を考えると約8万円ぐらい経済的なのです。

なので食器洗い機を購入したとしても1年でその投資代金は回収されるのです。最近の食器洗い機はわずか12Lほどの水量で庫内で循環させて使うので、こんな少ない水量で済むのです。

ちなみにこれは1分間水道を出し続けるぐらいの水量。普通にため洗いをしたとしてもすすぎで4,5分すすぐことを考えると水量が1/5になるのがポイントです。

そしてそれが冬場だとしたら、お湯で洗うとしたらそのガス代や電気代も結構浮かせられます。


3.そして最後に、これが本音の理由かもしれないですが、家電が好きなのです。

例えば、食器洗い機は強力な水流で食器に付いた汚れを落とすのですが、その流体機構を考えただけで、眠れなくなるぐらいワクワクするのです。

またいかに開閉式の扉を省スペースで開けるようにしているか、その構造を知ってみると、素直にこれを考え付いた人のアイデアに感動できるのです。

とにかく最近の家電は人類のアイデアの塊です。

純粋にアイデアだけで勝負している家電製品というのが面白いのです。


 とくにキッチン周りの生活家電はアイデアが主体で、本当に良く考えられた商品ばかりです。

洗濯機のドラムを思い切って斜めに傾けたり、掃除機なら排気を循環式にしてみたり。

食器洗い機はノズルが回転しながら水流が噴き出すのですが、それは別にモーターで回転させているのではなくて、水流を噴き出す勢いだけで回転力を加えていたり。

いかに回転しやすいノズル形状にするか、技術者は日々そんなことばかりを考えているそうなのです。


 デジタル家電(薄型テレビやDVDやデジカメ)がブームですね。

どちらかというとデジタル家電は進むべき方向が決まっていて、商品の企画力のほうが大切で、技術者はいかに電気回路を小型にするか、すぐれた半導体素子を作るかということに力を注いでおり、ダイナミックな動きのある商品は少ないのです。

技術者の腕の見せ場が少ないと思うのです。



 幸いにも今の私たちの世代はモノが豊富な世の中で育ってきました。

とてつもない技術のモノが信じられない値段で市場に提供されています。

この流れはおそらく今後も続くと思います。

その時代に生れたのだから素直にその恩恵は受け入れるとして、私たちの世代はその次に必要なものは何かを考えて生活を充実させていくのが良いのかな、と思っています。

『モノでは買えない何か。時間を買って、その時間を有意義に使う何か。』

それを求めていくのが私たちの世代の新しい幸せだと思っています。

私たちにはおぼろげながらその答えが見えてきました。

今はそれに向かって取り組んでいきたいと思います。





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