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2005.10.03

住宅の仕事って・・・

(4)

テーマ：住宅コラム(1809)

カテゴリ：カテゴリ未分類

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ご存知の方も多いいのですが
私のお仕事は、住宅の営業。

先日の土日は、イベントで完成内覧会・・
最近私の中である変化が・・・
何かと申しますと、
住宅を見る際に「もし私の家だったら・・・」とか
「自分だったらどうする??」って感じで家を見るようになったのです。

今回の建物は、私が担当した家ではなかったのですが
自分が担当した家って言うのは、お客様と直接話すので
ある程度自分の意見が入ってて、「こうしたらどうですか?」
「これはどうでしょう?」っていう感じなのですが
自分が担当でないものは、内装の打ち合わせだけ。。。

今まではそれでオッケーだったのですが
最近は、自分が気に入らないところをどうすればいいのかな～??
って考えてるの。

例えば、収納
自分が「捨て物」を始めて思ったのが、とりあえず物が多い言って事
これがシンプルになれば、こんなに収納はいらないよな～って・・
各部屋当たり前の収納が果たして正しいのだろうか??

今考える私なりの収納は、
二階に大きなクローゼットを１つとって、各自の部屋が二階であれば
家族みんながそのクローゼットを一緒に使ってもいいのでは??
って事。

そうすることによって、スペースの無駄が省けて
何より、建具が減ることによってコストを安くできる・・ってこと
そのクローゼットは、棚がはじめから配置してあり
「何を置くか」ということを自分なりに、はっきりとさせることによって
いらないものも増えないし、無駄な収納用品を購入することがない・・・

建具分のコストを使って、この収納にコストをかけ、
重きを置くことができるなどなど
キッチンなんかにも、いろいろ考えることはあるのですが

こんなしょうもないことを、感じるままに来場されたお客様に
早速語っている私。。。
そうすると、その奥様と意気投合してしまったのです♪
おまけに「あなたって正直な人よね～」までいわれてしまった!!

建築業界で当たり前のことが
建てる方の当たり前でなく、今の流行がホントに正しいわけではない・・・
だけど、どうしても一方的な情報発信になりやすく
営業も男の人が多いのが現実で
実際主婦の目線で、作業動線を考える人が少ないのではないのだろうか??

そして、初めて家を建てるお客様に
最初からその使い方を望むのはやはり難しい・・・

今更ながら、住宅という仕事に携わるものの難しさ
責任の重さを感じ、そしてそういう仕事に携われるありがたさをも
実感しているhisap-であった。

何か、かっこよすぎかしら（笑）