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「キレたって・・・・・?」 何も言葉が出なかった 何か言ってあげたいし、何か言ってあげなきゃ でも、言葉なんて本当に無力だ こんなときに適当な言葉なんてありえない。。。 Hちゃんはずっと友だちを作ってなかったのだとHちゃんママは言う 「初めての入院のときは、そりゃたくさんの友だちを作って 仲良くやってたんだけど 退院したらあわないし それに、自分はまた入院しなきゃならないし。 退院して地元校に戻れば友だちはいっぱいいるのよ。 そんなに気むずかしい子じゃないのよ。 でもね、病院って… それなのに、本当に大好きだったの 久しぶりに心を許したお姉さんだったの」 うちの娘のことをそう言ってくれた 本当に仲良しだった うちの娘だって、Hちゃんのことが大好きだった 特に、うちにとっては最初の入院だったから なんの恐れもなく、友だちも作っていたし 入院生活のあれこれを教えてもらっていた 脳の血管がキレたら、あっという間に亡くなる・・・ そんな勝手な思い込みがあるが Hちゃんは3日間くらい昏睡状態があった 初めは泣いていたHちゃんママも だんだん、笑い声が聞こえるようになってきた 「辛いけど、イヤだけど でも、もうこれで 痛い目も、気持ち悪いのも、入院したり、外を歩けなかったり しなくてもいいんだよ、きっと やっと、病気から解放されるんだよ。。。」 * * * * * * * * つい最近、Hちゃんママと電話で話した 親の気持ちは揺れ動く 「今年の夏、3回忌だったの」 そういうHちゃんママは、まだまだ立ち直れない部分を抱えていると言っていた 「普段は、普通に働いているよ。 今度、お茶しよう」 * * * * * * * * Hちゃんが息を引き取る前日、 私はHちゃんママと話した 「こういうことがあったとき メルアド知っているとお知らせしなきゃならないでしょう。 Hが入退院を繰り返している間に 何度も、悲しいお知らせをもらったの 聞くだけでも、すごく、辛いでしょ。 だから、私は連絡先を交換しないことにしたんだ ひっそり、いつの間にか、病院から消えるから」 その言葉通り、次の日、Hちゃんがいた個室は空っぽになっていた 娘には、Hちゃんの死についてはずっと隠したままだった 「脳外科の病棟に移ったんだって」 そんなウソをついて もしかしたら、気づいていたかもしれない でも、娘は「そうなんだ~」と言ったきり 何も追及しなかった * * * * * * * * 今頃、遊んでいるだろうか 娘が得意だったビーズをHちゃんに教えているだろうか しっかり者の2人は 空の上で、 弱っちい母たちのことを、心配してくれているような気がする お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年09月30日 17時32分13秒
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