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2009年12月04日
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カテゴリ:映画・ドラマ・本

久々に、江國香織さんの本を手に取った。「泣く大人」

最近、めっきり小説やエッセイはご無沙汰なんだけど、

彼女の紡ぎ出す文章は、エッセイといえども

やはり、上質の作家なんだとあらためて、気づかされ、うれしくなる。

 

男友達について、書いているくだりの中のある一部分。
 

~~~~~

男と女は随分違う。そしてその違いを、-ほとんど蜜のようにーたのしめるのが、

「男友達」と「女友達」の関係においてだと思う。

親子や夫婦や恋人や兄弟姉妹だったら、「違い」はしばしば喧嘩の種になる。

たとえば、散らかった部屋が落ち着くのだ、という男性がいるとする。

妻は怒るだろうが、女友達は怒らない。靴下を裏返しに脱いでそのままで、

翌日おなじものをまたはく男性がいるとする。母親は注意するだろうが、女友達は気にしない。(省略)

すぐ泣く女性がいるとする。恋人はうんざりするだろうが、男友達の目にはそれも、ひとつの個性に映る。

欠点も、怠惰も許すというより、気にならない関係。欠点も、怠惰もむろん元来

個性であり、実害がない限り魅力でさえあるのだ。

江國香織「泣く大人」より
~~~~~

関係性ゆえに、欠点に見えてしまうことってありますよね。

夫婦は勿論、子どもとも。

お姑さんだったら、さしずめ、

近所のおばちゃんやったら、ええ人やのにな~かしら。

職場でも、ない??主任?部長?店長なる前は、ええ人やったのに。とか


 

あっ、実害を感じたりするから、

やっぱり、魅力には、感じないのか(笑)

いやいや、実害って思うのも考え方の一つ。

物の見方変えると、自分にとって、必要なことかもって気付かされたりして。。。

 

って、そん~なことあらへんやろ(大木こだま 風に)



追伸

あらっ違った。彼は、そんな人おらんやろやったわ。

タイトルにもしたのに、ごめんなさ~い

 

 






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最終更新日  2009年12月04日 17時56分46秒
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