OT評価
先月のことになりますが、作業療法士さんに発達検査を行ってもらいました。検査名は「日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査」、略してJMAP。本来は就学前の幼児が対象らしいのですが、ちょっとおまけしてもらったのでしょうか。その時の先生のお話では、「採点はまだだけど、個別療育でプログラムを組む必要はないと思います」ということだったんですけどね…で、今回フィードバックしてもらいに行ったところ、驚くような結果が。まず体の基礎能力?「基礎指標」という項目が「1」。なんと「1」。100人いれば100番目というこの成績。そりゃあ誰かしら100番目はいるだろうけれども。たっくんが引っかかったのは「触覚」のテスト。聞いてみたら2つのテスト両方右手でした。つまり、たっくんは左利きなので、右手の能力が低いということ。そして左で右をカバーしているせいか、左右のバランスが悪い。ところが。次に「協応性指標」という項目がありまして、これが「89」。高い。ということは、たっくんは体の基礎能力が低い分、ものすごく頑張って工夫して補っているということらしいのです。それでまあ、一見して人並みかなと。ちなみに他に、「言語指標」「非言語指標」「複合課題指標」という項目があって、これらも高かったです。1点があり100点もあり、アンバランス大王だね。この点数のパターンってすごく珍しいらしいのです。が、一応その後どのように成長するか追跡調査されていて、たっくんのパターンでは、基礎の部分が年齢とともにゆっくり成長してゆるやかな凸凹になるらしい。 それでは今後どうしたら良いのでしょう?一番いけないのは、「もっと丁寧に」という声かけ。なぜなら、たっくんはもう目いっぱい「丁寧に」取り組んでいるのだから。必要なのは基礎能力の底上げ。これをトレーニングではなく楽しんでやること。ということでオススメされたのが、お料理のこねこね作業です。ハンバーグやクッキー、ちょっと難しいけれどパンやうどんも。たっくんのかなり好きそうなことで良かった夏休みの自由研究は決まりだな。 キッチンはたっくんには高すぎるから、こんなのし台があったらいいなー リーズナブル!めんやお菓子作りに!キッチンボード(人工大理石)価格:1,260円(税込、送料別)