直球を
みどりさんの絵ですみどりさんにも何回か言ったのだけど、みどりさんの文は上手だった。スズランさんの文も上手だ。「名文」とか「上手」とかそういう言葉でしか表現できなくて、それ以上説明するのも面倒で済ましてしまっていたけれど、昨日つくづく考えた。直球なのだ。みどりさんもスズランさんも直球を投げる。私は投げられない。けど、直球だということはわかる。直球は心を打つ。直球を投げられない人、投げない人は大勢いる。投げる人は少ない。投げられる人は希少だ。私の価値観で直球は美しく尊い。「これは直球だね」そういう言葉をこの世界で聞く事はないけれど。一般に言う、上手とかうまいとかの基準とは、ずれているかもしれないけれど。 みどりさんが生きておられる間にこんなふうに伝えられればよかった。