2008/12/23(火)07:00
ほおずき地獄 近藤史恵
2002年10月発行 幻冬舎 210p
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ほおずきを落として姿を消す幽霊が吉原に出るという噂が、同心・玉島千蔭の耳に入る。そして殺人事件が起き、その下手人もほおずきを残していく。偶然か、それとも本当に幽霊の仕業なのか?千蔭は女形の歌舞伎役者・巴之丞と花魁・梅が枝の協力を得て事件の解決に乗り出す。運命が結んだ男女三人が怪事件を解決していく時代ミステリー小説。
評価 ★★★
「猿若町捕物帳シリーズ」第2段。
千蔭と巴之丞、梅が枝の連携もスムーズになってきました。
千蔭の父 千次郎と 千蔭の見合い相手のお駒もいい味を出しています。
最後が明るく終わったので
読み終わって 冴えた月を見たような気持ちになりました。