和鋏

姉達が帰ったので活動開始 と思ったら　握り鋏壊れました。 予備のもあるにはあったのですが 新しいのを買いました。 でも地元の街中の刃物屋ではいいのが全く無いし 金物屋いったら何十年前の在庫ですか？って感じで お話になりません。 本来は実際握ってみたりして買うのが 一番いいのでしょうけど致し方なくネットで調達。 以前のは祖母が使っていた物を私が受け継ぎ 手入れしなくても切れ味は良かったので そのまま１２年程使いました。 着物を沢山解くので酷使と言っていいくらいですが。 お風呂の工事が入っていた時 猛暑の中　廊下で着物を解いていましたが 結果的にこれが寿命を縮めてしまいました。 手にかなり汗をかいた後 手入れを怠ってしまったので 先日使った際、非常に嫌な感じの 手触りになっていたのです。 着物２枚目を解いている際 突然折れました。 握り鋏には色々な形、大きさありますが 画像のは全て１０５ミリのものです。 羽が長いものや先の丸いもの 片方の刃だけ丸いもの等様々で 同じ形のものでもバネの強度等 かなり違いがあるのも面白いです。 画像左は大手手芸メーカーのですが 切れ味はちょっと・・・ 正直私は使いににくくて ほとんど使っていません。 画像中２つは産地　新潟県三条市。 切れ味抜群！ 今回鋏を折ってしまった反省を生かし 正絹紐を巻きました。 画像右は刃が長いタイプ。 こちらには綿の蝋引き紐を巻いてます。 以前はしっぽに蜻蛉玉を付けていたのですが 今は外しています。 一番お気に入りの握り鋏は 載せません（＾＾；