ピュン丸の気ままな歳時記　

....((((ヘ_ _)ヘ　カサコソカサコソ、、、

(￣◇￣;)こんばんわ～　ピュン丸です。

しゅぼっ☆ 火-ｙ(ー￣)フゥ…

あっ、(;￣□￣)yヾ ポロ　早く旅行の話 終わらせないと・・

たった一泊二日のお墓参りの話に ４週間もかけちゃって・・

まったく 愛と感動の長編 スペクタクル ホラーサスペンス ロマンス並じゃんネェ！（何それ？）


さてさて・・翌日の話に入る前に。。

前日の夕食での叔父とピュン丸の会話。

「おい！ピュン丸！」

「何、おじさん？」

「おめぇ～暫くぶりに 来たから わかんねぇ～かもぉしれねえ～けど～ぉ」

「最近は 下の川にも ブラックバスさぁ～増えちまって、鮠（はや）なんか」

「全然いなくなっちまったどぉ～」

「マジ？」

「嘘じゃ ねえべぇ～、桧原湖にいたやつさぁ～みんな増えちまってぇ～」

「あいつさばっかりだどぉ～」

「明日の朝、鮠釣りに 行こうと思ってたのになぁ。」

「いねえから 無理だぁ～ 山さぁ～キノコ採りでも 行くべぇ～」

「え～っ、キノコ採りぃ～」

「しゃあねぇ～べしたぁ～ 鮠なんか みんなさ あいつに食われちまって」

「今年は 一匹も見てねぇぞぉ～」

「うそ～」

「嘘じゃ ねえべぇしたぁ～ 先月も東京の八広のおっちゃんさぁ～来た時ぃ～」

「どうしても 鮠さぁ～ 釣りたいって きかねいからぁ～」

「三日も仕事さ休んで そこいらの川さぁ いったども 鮠だけは」

「一匹も釣れなかったべぇ～」

「それに 橋の下 今、工事してたってっぺ～ぇ～」

「あれじゃ～川はだめだっぺ～ぇ～」

「う～ん～」

「じゃぁ 決定なぁ～！ 明日５時出動なぁ～」

「（時計を見て）げっ、もう２時過ぎじゃん。。」

「じゃあ！寝るべぇ～」

o( _ _ )o...zzzzzZZ・・・・・・・・・・・・・・・・


イ～ヤ～　(*^▽^*)ゞ長い会話になってしまいましたが、

実はピュン丸は今回の旅行に行くにあたり

１、温泉に入る

２、桜刺しを食べまくる

３、鮠（はや）釣りに行く の

のこの三つを密かに楽しみに していたんです。そして、

温泉に入り、桜刺しも腹いっぱい食べて かなり ご満悦なんですが、

やはり 鮠釣りに行けないとなると 納得できませんよん。(￣‥￣)＝3

だいたい 鮠がいない？ 鮠釣りが出来ない田舎なんて 本人曰く

クミンの入ってないカレー粉のようなもんなんです。。（（（ T_T） トボトボ
（○○○○の入ってないコーヒーなんて・・・の例え）

小さい頃、体の弱かったピュン丸。

夏休みや連休になると田舎に来て おじさんに 山登りや山菜取り、

渓流釣りに連れてってもらい 身体を鍛えてもらいました。

おかげで、身体も丈夫になったのですが、その中でも 鮠釣りは

今でも すごく楽しみにしていて 田舎に来るたびに 夢中になってるんです。

特に秋のこの時期は 羽を短くとった とんぼを 餌に付けて

水面に浮かべて 釣るやり方が一番良く釣れるのですが

鮠がとんぼに直接 食らいつく所が見れて最高に楽しいんです。

その鮠釣りが出来ないなんて・・

でもぉ。。川は工事中だし・・叔父は 鮠は釣れないと 言っていたしなぁ。。。

しかし・・あのおやじ・・最近 ピュン丸の釣りの腕前を上げてるのを

ヤバイと思ってるみたいだし。。なんとか 鮠を釣り上げて 叔父をあっと

驚かして 差をつけたいよなぁ。。　　

そうなんです。。実は

ピュン丸の叔父は 釣りの天才なんです。

小さい頃から 釣りに連れてってもらい その腕を見せつけられてきました。

他の人が釣れてない中、次々と魚を釣り上げます。岩魚釣りしかり、

山女魚釣りしかり、何でも 本人曰く、 「川を見た瞬間に どこに魚が

いるのか わかる」そうで、「あの岩に 何匹入ってる」とか 「あそこに振り込めば

この川で一番大きいのが 釣れるべぇ～」などと

言って、まるで 魔法使いのように 魚を釣り上げます。それから

ヽ(^_^;)）ソノハナシハコッチヘ（(^_^;)ノ

叔父は 昔から 空手をやっていて 学生の頃は 東日本の空手のチャンピオンに

なったこともある 凄腕です。



（飛んでるほうが叔父）

小さい頃は 「叔父さん、カッコぃぃ～ 映画のジャッキーチェンに似てるね！」とか

言うと「そうか～、おめぇ～めんこいなぁ～」と アイスを買ってくれたので

よく 心にも無いことを 言って 叔父に たかっていたピュン丸です。

話はそれましたが、そんな叔父に 小さい頃から 釣りを教わってきた ピュン丸なので

ここ近年は めっきり釣りの腕も上達し、叔父と釣りにいっても釣果を争うまでに。。

やはり。。。鮠釣りに行くきゃない！と密かに心に決めて 布団に入った ピュン丸でした。


翌日、朝４時半 まだ 寝静まった寝室を 皆に気づかれぬ様に こっそりと布団を出て

釣り支度をするピュン丸。その姿は まさに コソ泥のようである。

抜き足．．．差し足．．．忍び足. . .

静かに玄関をドアを開けようした その瞬間・・・

「こらぁ、どこ行くんでちゅか？」

(◎_◎;) ぎくっと、慌てて振り向くと なんと そにいたのは

娘のチョビ子である。

「ヤバイ。。。(￣Θ￣;)」

一瞬 頭の中を不安がよぎる ピュン丸。。。

最近～年頃なのか、どこに行くにも ピュン丸にくっついて

離れないチョビ子。現在、彼女の最大のライバルは かみさんみたいで

とにかく ピュン丸にしつこい位 お世話をしたがり、大変である。

あと数年もすれば 「匂いが臭いとか、触らないでよ！このおやじ！」などと

煙たがれるんだから 今ぐらい ちゃんと相手してあげなさい！とかみさんには

言われるのだが。。。この ちっこい相手は 今のピュン丸とっては最大の強敵である。

「パパちゃん！チョビ子も連れていきなさい！」

「・・・・・・・・」

「このまま 振り切って行こう すれば 泣き叫ぶだろうしなぁ。。。」

しかたなく （ρ＿；）チョビ子を車に乗せ、釣り場に向かう ピュン丸。

「さて・・どこに行くかなぁ。。。」

考えたあげく 向かったのは 裏山の発電所のダム。



昔、幼少の頃 ほうり投げられて 泳ぎの練習をさせられた

思い出の場所である。（良い子は けして真似しちゃいけません）





東京電力さん ごめんなさい<(_ _)>

こんな立ち入り禁止の場所なんて 小さい頃から日常茶飯事で

バリケードをくぐり、崖を上ったり、大人でも 危険な事も

当たり前のようにしてきたのであるから本当にたちの悪い一族である。

（ここのダムも水深６～７ｍあるのだがこんな所、泳げないようじゃ
家の子供じゃないなどと・・・教育を受けてきたピュン丸である）

そして 今日も いけない事をしてしまった 親子二人。。。

ひたすら 鮠のいそうな 場所を探すのだが・・・・



ここも・・・・・



そして、ここも・・・

「チョビ子、ここで待ってなさい」とチョビ子を置いて

かなり危険な場所を登っていくピュン丸。落ちれば 間違いなく仏様である。

そして ついに



「居る～ぅ、間違いなく鮠は あそこにいる！」場所を発見！

そして 数分後。。。

「とったどぉ～！！！」とピュン丸の声が空にこだました。

さて、早々と鮠を釣り上げ 実家に戻ったピュン丸とチョビ子だが、

みんなでキノコ採りに行ったのか？誰もいないようなので

みんなが 帰ってくるまで 近所を散歩に出かけました。

見晴らしのいい所で 朝の実家の周りの風景を写真に撮ります。



すんごい田舎でしょ？



うっすらと磐梯山がみえます。。。

しばらくすると 叔父達が 帰ってきました。

「今年はキノコは 駄目だべぇ～」と言いながらも 沢山の



キノコ



山栗（甘くてすごく美味しいんだこれが・・・）



アケビ

などを 採ってきました。

そして 早速、ピュン丸が 鮠を釣ってきたことを 伝えると

本当にビックリの叔父。これで、一段とピュン丸の株は

あがりそうです。

さて、無駄な殺生はしないのが ピュン丸家のルール。

早速 朝飯を前に 釣ってきた鮠を 調理で～す。
（ここからは 黄金伝説の 有野と濱口の ノリネ！）



まず、釣ってきた鮠の鱗を取り、内臓を取り よく洗い 水気をとります。



軽く塩、コショウして 片栗粉をまぶします。



鍋に油を多めに入れ、低温のうちに 鮠を入れて揚げていきます。
（まだ生きていたのか 油の中で鮠が暴れて 油が鍋の周りに飛び散っています）

そしてこんがりと色付くまで じっくり揚げます。
（低温でじっくり揚げると 頭から尻尾まで骨も全部食べられるように揚がる）



揚がったら サッとレモンを絞って 完成で～す。



「いただきま～す！」

これこれピュン丸が先でしょ！

あ～あ～食べられちゃった。。( ｉдｉ ) ハウー

まあ～いいか。。

そんなわけでピュン丸の お墓参りのをかねての家族旅行の話は これで おしまいです。

それにしても たった一泊二日の話を随分長く 延ばしたねぇ～あんた(；￢_￢)

みなさんに 謝りなさい！￣ ￣)ノ ばしっ☆

＼(_"_ ) 反省シマス。。許して。。(￣人￣)オ・ネ・ガ・イ♪