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QBスニーク

A/G比/グロブリン/蛋白分画

『正常値』

○A/G比:1.4~2.0



【A/G比,グロブリン,蛋白分画】

 前述のように,血清中の蛋白の主なものは,アルブミンとグロブリンであるが,血清蛋白にセルロースアセテト膜を支持体として電気を通すと(電気泳動という),陽極(+)側よりアルブミン,α1グロブリン,α2グロブリン,βグロブリン,γグロブリンの5つの分画に分かれる.アルブミンは肝臓で合成されている(1日約10g)が,グロブリンは,肝臓およびリンパ装置(リンパ節,腸管,骨髄など)で産生されている.
 A/G比の低下(アルブミンの減少またはグロブリンの増加),各蛋白分画の増減を調べることが,疾患への診断の手がかりになるのである.


【A/G比の低下,グロブリンの増加をもたらす原因】

○アルブミンの減少(前述のTP・ALBの項を参照)
○グロブリンの増加
 ①肝硬変,慢性肝炎・・・γグロブリンが増加し,βグロブリンとγグロブリンが重なり合う(ブリッジという).
 ②膠原病(SLE,慢性関節リウマチなど),慢性感染症・・・γグロブリンが増加する(幅広い丘状を示す).
 ③多発性骨髄腫,マクログロブリン血症・・・増加したγグロブリンが,鋭いピークを示す.
 ④ネフローゼ症候群・・・アルブミン減少,γグロブリン減少,α2グロブリン増加をみる.
アルブミン,グロブリンの蛋白分画
ALB60.5~71.6%
α1グロブリン2.1~3.4%
α2グロブリン4.9~8.9%
βグロブリン7.9~12.1%
γグロブリン9.5~19.5%

[2002.08.31更新]
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