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QBスニーク

CEA

『正常値』

○CEA[ng/ml]:2.5以下


【CEA】

 CEAは,「癌胎児性抗原」と呼ばれ,元来,胎児でつくられる蛋白であるが,1965年,大腸癌より抽出された.以来,CEAは大腸癌のみならず,胃癌,乳癌,肺癌,膵臓癌,甲状腺癌など,多くの癌で(臓器特異性が低い)産出されることが判明し,今やもっとも代表的な腫瘍マーカーとして,広く用いられている.
 癌の早期診断には役立たないが,CEAが10以上なら,癌が存在する可能性は高いといえる.その場合は,消化管を中心とした検査が行なわれて,癌が発見されることになるであろう.
 異では,胃レントゲン検査,内視鏡検査が実施され,大腸なら,注腸検査,内視鏡検査が,肝臓・胆のう・膵臓では,腹部超音波(エコー)検査,CT検査が行なわれることに成る.また,乳房,肺,甲状腺などもそれぞれ調べられるであろう.
 CEAの値と癌の大きさ(病期)とは密接な関係(比例)にあり,CEAの値が高いほど,癌は進んだ状態にあるといえる.逆に,癌であっても,早期の癌を中心に半数以上が,CEAは正常範囲にあるので(偽陰性),CEAが正常であるからといって,癌が存在しないことを保証するものではない.
 また,CEAの軽度の上昇(5以下)が,良性疾患(肝炎・肝硬変,慢性膵炎,慢性気管支炎,腎不全など)の場合や,ヘビースモーカーにおいてみられることがある.この場合には,定期的(経時的)な測定が必要である.
[2003.1.4更新]
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