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QBスニーク

HIV抗体

『正常値』

○HIV抗体:陰性(-)


【HIV抗体】

 これはエイズの原因となるウィルスであるHIV(human immunodeficiency virus;ヒト免疫不全ウィルス)の感染の有無を調べる検査である.
 HIVは,血液や精液などから感染し,約6~8週程度でHIV抗体は陽性となる.HIV感染の特徴として,ウィルスと抗体とが同時に存在する.したがって抗体陽性の場合,ウィルス感染を意味し,発症の可能性がある.
 エイズは,1981年にはじめてアメリカで報告されて以降,その患者は増加の一途をたどり,1990年9月末までに全世界で28万8000人に達した.わが国においては,1985年の第一号患者以来,1990年8月末までに,290人が報告されている.感染者は1412人と報告されている.
 危険因子として,アメリカでは,男性同性愛/両性愛(55.8%),静脈注射乱用(28.7%)が大半を占めているが,わが国では,凝固因子製剤(原料となる血漿を外国,アメリカより輸入している)を原因とする血友病患者の比率(発症者で71%,感染者で86%)がきわめて高い.昨今社会問題となったソープランドに働く女性の発症者は7人(うち外国人2人)にすぎない.また,男性同性愛は42人(うち外国人13人)で,発症者全体の15%にすぎない.
 現在,献血血液はすべて日赤血液センターでスクリーニングされており,また,血友病患者用の凝固因子製剤も,HIV感染の心配はなくなっている.
 エイズは,感染後約7~8年の潜伏期(感染していても症状がない)を経て,発症する.約30~40%の感染者が発症するよいう.いったん発症すると,今もって特効薬がなく,治療は困難で,致死率は70~80%にのぼる.免疫不全状態(抵抗力がなくなる)となり,カリニ肺炎,かび感染症,カポジー肉腫などで死亡する.
[2003.2.23更新]
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