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カテゴリ:小学1~3年生 塾日記
去る11/23(祝)11:30~ ctm主催「母子のためのCTP絵本使い方ワークショップ」 (@大阪・ジュンク堂梅田店)に参加してきました。 同書店でのCTP絵本販売開始記念の無料イベントです。 私が知る限りでは、大阪で一般向けのctm無料ワークショップが 開かれるのは初めて。 会場は、子連れのママたちでいっぱい。 外国人のパパも、ハーフのお子さんを連れて座っていらっしゃいます。 広くはないスペースに、30人位集まったでしょうか。 立ち見も出ました。 CTP絵本の認知度と人気度が見て取れました。 当日は、ctm代表の京先生がいらっしゃる予定だったようですが、 体調がお悪く、ご欠席。 とても残念でした。 以前、日本語指導書を購入した折り、使い方について何度も メール交換していただいたので、御礼を申し上げたかったのです。 たったの500円の買い物だったのにもかかわらず、親切にアドバイス くださいました。 さっそく代わりの先生が、集まった子どもたちに「What's your name?」 「How old are you?」と聞きながら、name tags(名札)を 胸にペタンと配り出しました。 ミニレッスンが始まるのです。 この先生は、日本人の女の先生で、新しく宝塚市にできたという CTP子ども英語絵本サークルの講師をされているとのこと。 http://ehon.s102.xrea.com/ 英語の発音といい、声の大きさ、笑顔、教え方、指導性、この先生素晴らしい! 子どもたちは、ぐいぐい英語の世界に魅きこまれていきます。 まずは、「I See Colors」。(Science 1) いきなり絵本を開いて読み聞かせしないところがプロの技! では何から始まるかというと、業界専門用語でいう「導入」。 絵本への伏線です。 レッスン(絵本)の目的にそって、相手の興味を引き出し、 本題に入るのです。 その導入に何を使ったかというと、出たッ! トイレットペーパーの芯で作った双眼鏡! これは、よく使われる手作り教材ですね。 一人一人に配られました。 子どもたちは、双眼鏡に見立て、のぞきこんでは大喜びです。 うちの息子が、家に帰って、これが一番楽しかったと言ったほど。 つまり、「I see」を双眼鏡で実際に体験できるわけですね。 先生は、紙袋から次々に色画用紙を取り出し、一瞬だけ見せます。 色は、もちろん絵本に出てくる色です。 色の導入ですね。 子どもたちは、双眼鏡をのぞきこみ、次に何色が出てくるのか、 ワクワクして待っています。 「Red!」と歓声があがります。 先生は、子どもたちに、「I see red.」とフルセンテンスで言うように促します。 それに応え、みんな大声で「I see red!」。 そして導入が終わると、ここで初めて絵本(ビッグブック)を開きます。 CDをかけ、3パターン通しでCDの音声とともにぺージがめくられました。 このころには、みんなノリノリで唱和しています。 導入でたっぷり遊んで言葉や英語表現を吸収したため、スラスラと 英文が口から飛び出すのです。 「スゴイ!」思わずそうつぶやいてしまいました。 仕上げは、ぬり絵。 小中学生なら、英文を書いて習ったことの定着をはかるわけですが、 幼児はまだ無理ですね。 なので、ぬり絵。 ↑しかしながら、わが愚息は、プリントの主旨がわかっておらず、 好き勝手にぬっておりました~(バカタレ!)。 中村敦孔さんの著書「赤ちゃんからの英語レッスン」 (ちなみに、第2弾執筆中だそうですね)にこう書かれています。 「会話レベルの英語ではなく、もう一歩踏み込んだ英語に触れることで、 本物の英語力が身につきます。」 う~ん、確かに。 「Yes, please.」「Here you are.」「Thank you.」などの会話、 「red」「apple」「dog」など色や物の名前などで終わるのではなく、 今回の「I see red.」のように、かたまりや文章単位で触れることなんでしょう。 CTPの絵本は、まさに「生きた英語」の宝庫ですから。 さらに付け加えると、それを実際の生活の場面で、自分の言葉として 使いこなせる力を育てることが大事。 日本人の両親を持ち、普通に日本で日本語で生活している子どもには、 決して容易なことではありません。 CTP絵本サークルなどに通えば、途中で挫折しない継続力につながります。 今回の双眼鏡やワークシートのように、家庭ではなかなかできないような、 プロのレッスンアイデア・テクニックで定着度も大きくなるでしょう。 教室に通う意義はそういうところにあるのでしょうね。 通わなくても、絵本一冊一冊の最後の見開きに、アクティビティのヒント が載っています(英語ですが)。 目を通したことがありますか? 実行したことがありますか? 結構いいアイデアが載っていますよ。 一冊の絵本からいろいろ工夫し、ふくらまして「おうちでレッスン」 するように努力すると、確実に定着度が増すでしょうね。 CTP絵本は、一日1~2時間、BGMとしてたくさん聞かせること。 (ボリュームは会話のジャマにならない程度に) 1日1回は親子で一緒に絵本を開きます。 そのように当日いただいた資料にありました。 やはり、多量の入力量がものをいうのですね! さて、「I See Colors」が終わると、先生が「返して。」と双眼鏡を回収。 ちょっとこれは残念でしたね。 うちと同じく(涙)画用紙などの工作代は先生のポケットマネーなんでしょうか。 子どもたちは、「えッ。返すの?もらえるんじゃないの?」とまどい気味。 わかるけれど、これはプレゼントしないとダメですよ~。 息子は、「双眼鏡が欲しかった。」とその日のパパへの手紙に書いていました。 くやしかったので、家に帰って同じ物を作ってやりました。(上の写真) レッスンは、次の絵本「Little Green Frog」(Fun&Fantasy 1)ヘ。 最初に導入として、かえるのパペットが登場し、先生は大きなジェスチャー と声掛けで、子どもたちを魅了していました。 会場では、CTPの絵本を6冊セットで1割引販売。 かなりもともとの値段が下がっていたのでビックリ。 今はctmでは1セット3,000円~手に入るようです。 うちでは、今Science 1をやっているのですが、きのうは初めて 「It's Melting」という絵本を子どもが暗唱する番。 息子(小1)が一冊まるごと完璧な発音で音読したので、思わず小躍りしました。 CDと同じ発音・イントネーション・調子です。 私の読み聞かせる調子の英語ではありません。 たっぷりCDをかけ流している成果だと思います。 好きな歌は、一緒に歌うこともありますが、ほとんどは遊びながら CD音声が耳に入っているだけです。 子どもは、耳で聞いたネイティブの英語そのままを再現するのです。 ただ、娘(年中)はまだまだ発音や読みがクリアではありません。 英語教室でシステマティックに発音・フォニックス・暗唱・読み書きで トレーニングされている息子との差は歴然です。 Science(科学)1の12冊、Fun & Fantasy(読み物)1の12冊、 Math (算数)1の6冊に取り組みました。 96冊のうち、まだ30冊なんですゥ~~~。 Social Studies 1(社会)の買い置きがあるので、次はそれ。 音楽・リズムで楽しく入力できるCTP絵本が気に入っているので、 これからも継続し買い足していこうと思っています。 (復習もきっちりしなくっちゃネ!) ※CTP絵本とはなんぞや!?暗唱とは何ぞや!?と思っていらっしゃる方は、 「暗唱のすすめ(CTP、ORT、リタラシーリンクス)」ぺージを ぜひご一読ください! プロのノウハウ満載です! Copyright(C) 2006 Qちゃん先生の英語子育て応援サイト All Rights Reserved お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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