脳科学的に正しい英語学習法 [ 加藤俊徳 ]
長男(高1)の3日間に渡る公開授業(いわゆる授業参観)に行ってきました。事前申込制で、見ることができる授業数には制限がありました。授業開始以降は途中入室・途中退室ができないとのお達しだったので緊張の面持ちで赴きました。「英語表現」は20代の若い男性教諭。should, ought to, had betterなど助動詞の単元でした。先生は切れのある早口。黒板にスクリーンが映し出され、ものすごく速いテンポで授業は進みました。ただ、2013年4月から実施された高校の学習指導要領では、英語の「授業は英語で行うことを基本とする」という方針が盛り込まれたはずですが、なんと授業はすべて日本語で行われていました!それは昔ながらの訳読授業。「○○ページを開けて~」など指示語もオールジャパニーズ。文法説明は終始日本語で、生徒たちが英語を使って口から発することはほとんどなく、がっかりするものでした。授業後のアンケートに忌憚なく感想を、とありましたので、思い切り書かせていただきました!説明、演習、宿題の答え合わせに終始したため、ほとほと退屈な授業でしたが、さすが優秀な生徒ばかりです。5時限目(最終コマ)にもかかわらず65分間 机に伏して寝る生徒は一人もいませんでした。(出身中学とは大違い!)あと一コマ、「スーパーイングリッシュティーチャ―」の肩書を持つネイティブの先生とのペアティーチングの授業「オーラルコミュニケーション」も申込んでいましたが、ネイティブの先生が体調不良でキャンセル(涙)。振替をして頂けるとのことでしたが、都合が合わず断念。すこぶる評判のいい授業なので楽しみにしていたのですが...来年まで待つことにしましょう。さて、『脳科学的に正しい英語学習法 [ 加藤俊徳 ]』を読みました。『脳の強化書』も『もっと脳の強化書(2)』も読んですごくよかったので英語に特化したこの書をとても楽しみにしていたのですが、私にとって目新しい情報はほとんど見当たらず、全くの期待外れでした。ただ、単語の覚え方でおもしろいと思ったのは、脳はイメージと共に記憶するのが得意なので絵と一緒に覚えたり、絵が描きにくい場合は「漢字」を一緒に書いて脳に強い刺激を与えるとよいとありました(詳しくはP.57)。なお、単語はやはり「書いて覚える」従来の方法が定番のようです。脳科学的に正しい英語学習法 [ 加藤俊徳 ]━♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪━☆姉妹サイト☆ご紹介Qちゃん先生の英語子育て応援サイトQちゃん先生の絵本読み聞かせガイド