朝花夕拾 　　　　　　Zhao Hua Xi Shi

時間をかけて立てた計画が雨にめちゃくちゃにされた苦い経験は皆さんにはありますか？そうならない為、私は悪天候でも楽しく旅行できる計画を立てようと心かけていた。

北海道旅のある日、朝から大雨！その日のルート計画は十勝～黄金道路～襟裳岬。本来なら、十勝平野の自然風景を楽しんだ後、断崖絶壁の海岸線を走る絶景の黄金道路を走って、フンベの滝も見学して、森進一さんの「襟裳の春は何もない春です」の『襟裳岬』までの相変わらず「北海道の自然を満喫」テーマだったが、急遽「北海道の食彩を探す」に変更！

最初行ったのは池田町のワイン城。平野の小高い丘に、平野を見下ろすように立てられている立派なお城です。朝、それとも大雨だから、お客さんがあまり無くて、お陰でじっくり見学が出来、地下貯蔵室でカビだらけ、自分と同じ年齢のワインを見つけました！もちろん試飲コーナーもあったので、朝からほどよい気分になりました。

ワインの後は温泉、順番が逆かもしれないが、行ったのは十勝川の美人湯。植物性モール温泉と呼ばれる十勝川の湯は、世界で２箇所でしか湧いていない貴重な温泉。地下深くに堆積した植物の層から湧いてくる、有機物が含まれた植物性の天然泉です。軽い手荒れなどは一度湯につかっただけでも治ってしまうほどの効果がありそうです。確かにつるっとした感じでしたね。でもそれだけでは美人にはなれないね。

美人へ進む道にはちょっと離れるけど、温泉の後は～あまい～ものを食べたくなったので、音更町の「柳月スイートピア・ガーデン」へ行きました。ショーケースに彩りのケーキやお菓子に誘われて、ついにいっぱい買いました。カフェーが併設され、無料のコーヒーサービスもあるので、その場で味わうことにした。コーヒーもいいけど、その日はあずき茶もあった、ほんのりのあまさとあずきの香りが今でも忘れられない。


工場見学の矢印が目に入った、せっかくだから見に行った。あの「三方六」はバームクーヘンにチョコレートをかけ綺麗な白樺模様を作り、カッターで綺麗に切られた。こうしてできるんだなぁ～と感心して見ていました。見学している人の口々に、「バームクーヘンのミミでいいから食べたいね。」と話していました。確かに・・・ミミの部分が山積みになっていた。あれはどうなるんだろう？　
見学終わって、カフェーに戻り、その時、スーパーのお惣菜に使う透明ケースに「三方六」のミミを発見！結構の量で、210円！思わず買ってしまいました。綺麗に切られている「三方六」も良いけど、明日の朝ごはんにしてはミミで十分贅沢ですよ。

だぶるじゃないかと思うけど、「柳月」の後は、「六花亭」でした。（先日の記事も見てね！）

いっぱいグルメした後はもう正午過ぎでした。天気も回復方向、いい計画だ、と思わず自己自賛になった。

よし、帯広から黄金道路方向へ！途中幸福駅、十勝International Speed Way(サーキット）も見学して、しばらくすると、海が見えてきた。


実はその時悲劇がすでに始まった。写真撮った後、再び道路に戻った私が見たのは：道路公団黄色いパジエロにチカチカの赤い緊急信号と通行止の表示！今朝大雨の土砂崩れで黄金道路が寸断され、本日内解除の目処が立ってないと告げられた。予想外！
お陰で、80Km遠回りして、やっと夜8時に襟裳岬に着きました。真っ暗、「何もない（秋の襟裳）です」でした。

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