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カテゴリ:経済・ビジネス
株式投資には、大きく分けて、企業価値そのものを重視するバリュー投資と、企業そのものの将来の成長力を重視する成長株投資とがあります。本書では、あくまでも投資の基本を「500円以下+割安=成長株」と考えることにします。なぜならば、この考え方で投資する方がバリュー投資よりもはるかに値上がり益を享受しやすいからです。
現在は利益の水準も低く、株価も500円以下に低迷しているが、PER(株価収益率)やROE(株価純資産倍率)を用います。PBRという株価のモノサシは、企業の資産価値と株価とを比較して、株価の下値、底値を判断するのが本来の用い方です。そして、下値不安のないPBRが1倍以下の銘柄に投資するという手法が基本となります。これに対して、PER、ROEという株価のモノサシは、企業の将来価値がどうかを判断するもので、利益の成長力が基本となります。 株価というものは、「利益の成長力に対する期待値」で決定されます。したがって、現在の利益水準が低いため500円以下の低い株価に甘んじている企業で、将来の成長力が高いと予想されれば、大化けの可能性を秘めています。「500円以下+割安=成長株」である銘柄へ投資するということの魅力はそれに尽きるでしょう。 値段の高い優良株ばかりを買い続けて、はたして大儲けできるでしょうか?株価が1000円、5000円、1万円といった優良株でも、いったん業績に暗雲がたちこめれば、株価は半分に、いや3分の1になることはよくある事です。 本書では、袋とじ企画として、500円(資金50万円)以下の割安株で大化けする可能性を秘めた30銘柄を厳選して紹介しています。その中から、あっと驚く大化け銘柄が続出するかもしれません。おおいに夢を持って小さな資金を大きな資産に育てていただければ幸いです。 ■目次 プロローグ 低位銘柄の中に大化けする「割安・成長株」がある! PART1 「割安・成長株」を狙う前に投資の基本を押さえておこう PART2 「割安・成長株」で確実に稼ぐポイント! PART3 「割安・成長株」の上昇シグナルをつかむポイント PART4 四半期決算から割安・成長銘柄を選ぶ 巻末付録 「知っておきたい株式用語」 袋とじ 500円以下の割安・成長株 厳選30銘柄 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.27 20:47:56
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