富士吉田 2009年4月11日(土)

やんごとない事由により外で時間をつぶす必要に迫られた土曜日。
であれば、久しぶりに、バイクでプラっと走ってみようと思い立つ。

が、起床してもなお行き先を迷っている有様で、そんなもんだから準備もダラダラと、結局出発は8:00。
ようやく行き先を、知人らが参加しているイベント会場がある、御殿場と定め、R20~道志みち~山中湖経由でチンタラと流してみる。

と、予想以上に道中が混雑しており、道の駅「どうし」にも寄らず、ほとんど走りっぱなしで山中湖に来たが既に11:00を回っていた。
この時点で、イベント会場に向かってもほとんど終盤、単なる冷やかしになってしまうので、行き先を変更し、山中湖北岸を回ってR138~R139~大月~奥多摩経由で帰宅することに。

途中、富士吉田でうどんを食し、奥多摩で蕎麦でも引っ掛ければ程よく時間をつぶして夕方には帰り着けるだろう。

富士吉田では、どのうどん屋がイイのか判らないので、とりあえず見つけた1軒目「あんめ」に入ってみる。
店内の第一印象は無愛想だったが、勇気を出してお勧めを訪ねると、よく出るのは天ぷらうどんと肉うどんと言うので、とりあえずは肉うどんを。

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初めての吉田うどん。こしの強さは聞きしに勝るものがあったが、個人的には、やはり幼少の頃から食べ親しんだ讃岐うどん派。
他に何店もあるようなので、ことある度に試してみよう。

食後は一気に奥多摩を目指す。
大月からR139へ北上するとすぐに「岩殿城跡」という看板があり、城に興味がある身としては寄っとくか・・・・と思い停車してみたものの、どう見ても民家しかないんですけど・・・・

駐車場らしきものもないので諦めて一気に北上。
クネクネした道は気張らず流すと気持ちがイイ。

登って来たなぁ~感が強くなり始めた頃、視界が開けて、そこに深城ダムが。
ダムからの水流をしばし眼下に眺め、再び北上。ここからのクネクネも中々のもの。

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小菅村の「小菅の湯」を覗いてみたが、大繁盛のよう。この日はパスして、一路奥多摩へ。
この付近の渓谷には大量の鯉のぼりが掲げられており、壮観。

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鯉のぼり渓谷を過ぎるといよいよ奥多摩湖だが、今の時期は毎年そうなのかどうか、ずいぶん水が少ない。
と、ここで一発アクシデント。

ちょっと寄ってみた「山のふるさと村」でUターンをしようとしたところ、普段使わないタンクバックに右手がはじかれ、バランスを崩し・・・・
ゴテッ・・・・

走りっぱなしだった疲れもあったと思うが、惨めなコケップリ。ギャラリーが居なかったのは幸い。
旅先ではフルロックターンをしなくてもよいようにすべきだ・・・・

その後「のんき屋」で、有名なラーメンではなく、手打ち蕎麦を食す。
これは普通に美味しい。というか、個人的には、ここのラーメンより大分イケる。

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さすが奥多摩、初夏の陽気となったこの日はライダーも多かった。
一つ意外だったのが、イエローカットをするライダーが多いこと。交通安全運動やってるのに・・・・

後は家路を急ぐだけだったが、途中、やはり混んでいる。
イエローカットほどではないが、無理なすり抜けをしているライダーもチョコチョコおり、そんな中一人不幸なライダーが・・・・

後ろを走っていた女性ライダーが、自分を追い越し、片側2車線の中央をすり抜けしていった。
が、1台の車のサイドミラーに接触した後、次々に左右の車のサイドミラーにバタバタと接触。計4台くらいのサイドミラーを倒したり傾けたりした。

折りしも信号が赤に変わり、そのライダーは行き詰まり、降車してきたドライバーに捕獲された。
逃げるつもりはなかったと思うのだが、渋滞でただでさえイラついていたであろうドライバー達の怒りは半端じゃなかった。

各車から怒号が飛び交い、もちろん責任は彼女にあるのだが、気の毒なことこの上ない。
信号が変わると共に自分はその場を後にしたが、恐らく、こっぴどく叱られたに違いない。

こういうチョコチョコとした連続接触事故の場合、警察に突き出されたら、何点の罰則になるのだろう・・・・
まさか接触1回につき1点ではないと思うのだが・・・・

彼女のその後は知る由もないが、その出来事はイライラして先を急ぎたい気持ちを自制するには十分だった。


走行距離255.1km、給油量8.18リットル、燃費31.2km/リットル。
スプロケットを交換してから初の遠乗りだったが、思ったほど燃費は落ちていない。まぁユッタリと走ったからなぁ~


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