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今日はちょいと余裕があるもんで、日記をば。
象の耳・日本征服計画 (ちょっと感じ悪いから計画の名前を変えます) もとい、 「象の耳よ、その大きな耳をパタパタさせて大空へ羽ばたけ大作戦」 略して「象パタ大作戦」ですが、 また一歩前進しました。 何が? って聞かれると答えたくてしょうがないので、ちょいと書いちゃいます。 実は「象パタ大作戦」には一つの大きな壁がありました。 それは象の耳の機械を使っての大量生産!なんですが、 パン用機械の知識が私にはまったくない、知人にもパン用機械に詳しい人もいない、売ってるとこすらわからない!って事なんです。 日本で自分しかやってない食べ物だけに、象の耳専用の機械なんて当然無い訳です。 なので、一般に出回ってるパン用・ピザ用の機械をうまく改造したりして 象の耳で使えるようにしないといけない訳なんですが、 パン用の機械の会社って調べたら100以上あったんです。 なので片っ端から電話して話を聞いてもらい協力してもらおうと思ったのですが・・・ そんなパンは知りません。 そんな製法のパンは扱ってません。 ビッグビジネスになるかもしれないのに、各社の営業担当の方は非常に冷たい。「焼く」事に関して相当プライドがあるらしく、 「揚げる」のは邪道らしい。カレーパンとドーナツはどうするんだよ?と言いたかったし、 あったりまえだ!俺が開発したんだからお前が知る訳ねーだろ! パン屋のくせに最先端を行くこのパンを知らねーのか! 勉強不足を恥ずかしいと思え! って言いたいのをぐっとこらえて、腰を低くしたまま・・・ なんとか機械を購入、する前に試す・・・以前に話を聞いてもらおうとしたのだが全然駄目。 何十件かそんな事を繰り返して、はぁ~・・・とため息を一つ。。 その時である! 携帯が鳴ったのである。しかもいきなり。 誰かと思えば、いつも粉類を仕入れてる会社から。 電話がかかってくる理由に「心当たりは、まったくない。」 電話に出てみると、うちがその会社のデータにパン屋で登録してあったから営業担当の人が うちを普通のパン屋と勘違いしたらしく、「冷凍生地をメニューに入れる予定はないでしょうか?」と普通に飛び込み営業をかけてきたのだ。 なので、これはもしかしてチャンスかも!と思い 「うちが冷凍生地を作りたいんですけど・・・」と逆にこっちが飛び込んでみた。 さてここで一つ薀蓄疲労。 最近、町に「焼きたてパン」をうたったパン屋が激増してますが、 あれはほとんと冷凍生地、つまり工場で80%近く完成したパンを冷凍して輸送、「焼きたてパン屋」では解凍して発酵させ焼いてるだけなのです。だから生地をこねる必要がないのです。つまり粉類を保管するスペースもいらないし、一番難しい生地をこねるっていう作業をしなくてよいから誰でも同じ味のパンが焼けるのです。 チェーン店はほぼこれだし、駅の中にあるパン屋もほぼこれです。 確かに焼きたて、肝心な部分は人任せ。YO。 技術の進歩が生んだ賢い商売なのです。 話は戻る。 するとその営業の方はとまどいながらも自分の話を熱心に聞きHPも見てくださり、 その営業の方が知ってる中で一番ふさわしいであろうF社を紹介してくださったのである! んで、とんとん拍子で話は進み、その数時間後、そのF社の方から電話があり、 その方も熱心に話しを聞いてくださり、 とりあえず試食会の日取りを決めるとこまで話は進む。 んで、試食会の日がやってきた。 あっちはパンの生地、機械、業界、全てに関してのプロ中のプロなのである。 その筋金入りのプロの方の目に、象の耳はどう写るのであろうか・・・ 待ち合わせ場所でその方と合流し、軽くお話をしてから試食会へ。 試食会とは言っても、場所は借りてないし、そんな金もないので~ とある駅前(世田谷区の桜新町、サザエさん発祥の地)の大通りに車を止め その中でこっそり油に火を入れ~警察の目に触れないようにそっと準備を始める。 換気扇を回しても外の気温は35度。密室の中に200度の油・・・ 車の中は軽く40度は越えてたろう。 そこで汗だくになりながら象の耳を作り、人目に触れぬようにこっそり車から出て、 こっそり渡して食べてもらう。 「あ~この食感は初めてですね。」 やったー!このパンはあのパンと同じですね、 とか言われたらどうしようかとドキドキしてたのだ。 で、片付けをして駅前のケンタで色んなこれまでの話とこれからの事を話し、 プロの方の感想を聞き・・・・ そして最終的に、その方の会社の機械を使って 象の耳の大量生産がホントに出来るのか、実験させてもらえる事に決定! 日取りも7/27(水)に決定! さぁこれが出来れば「象パタ大作戦」は大幅に前進するのである。 結果やいかに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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