2005/08/06(土)01:00
吃驚鈍器
会社で仕事をしていたら、同僚が聞いてきた。
「『!』これ、なんて読むの」
聞けば、電報を打つのだという。
依頼文の中に、このマークが使われていたのだ。
ボクは普段、ダジャレばかり言っているがココぞと言うときには頼りになる存在だと信じている。
だから、みんなボクをあてにしてくるのだ。
などと、ひとり悦に入りながらも、はて?
「知らない」
などと言えぬ。
「びっくりどんき」とボソってみた。
「え?」と聞き返された。
普段、上司に睨まれながらも「コミュニケーション」とうそぶきながら、つまらない(と言われる)ダジャレを連発するボクであるが、真面目な顔で聞き返されると、二度同じことは言えない。
「あ、いや。ビックリマーク……だろ?」と返してみた。
ボクはそんな読み方しか思い浮かばない。
席を隔てた別の同僚が「あ、ホントだ変換されますね」と言っている。
「びっくり」とキー入力して変換すると「!」が出るらしい。
訊ねてきた同僚は納得して席に戻ったが、ボクは釈然としなかった。
でgooの国語辞書で「!」と入力してみた。
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国語辞典 [ ! ]の前方一致での検索結果 1件
エクスクラメーションマーク 【exclamation mark】
感嘆符。!。
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だそうである。
お詫びと称して、関係者にメールを送った。
で、今度は「エクスクラメーションマークとは」で、ぐぐってみた。
ヒットしたのは「2004-09-28(Tue) 恐るべし、Excite翻訳」という記事である。
N-blogさんのサイトだが、これが面白かった。
仕事中だったので、記事の内容を家に帰ってから試してみた。
「Excite翻訳」のプログラム修正があったのかもしれないが、残念ながら現時点ではびっくりするような翻訳は出てこなかった。
ただ、このサイト、個人的にはストライクゾーンにバッチリというか興味深い記事が多く、楽しく読ませてもらった。
ボク自身の経験則から言えば、システム系の人が書く文章は整理されていて分かりやすい。
「バカ女」の記事は必読。
毒舌なわりに嫌味を感じさせないのはさすがである。
そう言えば、ウチの会社の冷蔵庫にも「飲みかけ」「食べかけ」が多いなあ。
と言う前に……ウチの家は、ジュースのリッター紙パック「開けっぱ、出しっぱ」であった。
これでは、バカ家族(ほっと一息、水無月家の阿呆な家族たち)である。(笑)
ああ、タイトルは「びっくりドンキー」と書いたつもりでしたが、間違えました。
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