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quebecのひとりごと

quebecのひとりごと

~歯列矯正編

歯!歯!歯!~歯列矯正編~

2.遺伝?!アゴが小さい~広げよう!


おぼっちの歯列矯正


2歳から定期健診を受けていくうちに、
おぼっちのアゴに対して、まだ生えていない永久歯の大きさが大きく、
全部生えたときにグチャグチャになりそうな状態であることを先生から聞かされる。

私も夫も歯並びは良くない。はっきり言えば悪い。
特に夫は奥歯が2本横に並んで生えているほどのスペースの無さで、結婚してから何本も抜いた。
この両親にして、やはり、おぼっちも・・・

一応検査を受けてみる。
検査はレントゲン(歯の全体が写る、細長いもの)・歯の生えるスペースの計算
(最初の時点で左右とも4mmずつ足りない状態だった)、それから型を取った。
取った型を見せられる。素人目に見ても
(これから成長して、体と友にアゴも大きくなるだろうということを加味しても)足りない。
夫のように歯を抜いてしまうのは、もったいない!
そういう事態を避けるために、小さいうちから始めることにする。

おぼっちは、幼稚園年長の冬からスタートした。




歯列矯正の方法・・・


歯列矯正には幾通りか方法があって、歯医者さんのなかでもいろいろな意見があるようだ。
大きく分けて2つ。

○子供のうちから始める方法
○大人になってから(永久歯がはえそろってから)始める方法

ここのM先生は子供の頃に始めて、体が成長する力を利用しながらアゴを広げていく方法を取っている。

小さいうちに始めるメリット

〇.何でもない歯を抜かなくて済む
=大人になってからだと、アゴを広げることは不可能なので、
どうしてもどこかの歯を抜かなければならなくなる。
〇.成長する力を利用するので、それほど無理なくアゴを広げることが出来る。
〇.費用が少なくて済む。


デメリットについて

×.口の中に装置を入れるので、歯磨きがしにくくなり、
結果虫歯になりやすくなったり、歯茎が腫れやすくなりがち。
きちんと定期健診と歯ブラシチェックを受ける必要あり。
×.子供と親の双方のやる気、特に子供の意思を確認して始めないと、
時間が長期間に渡る為に途中で投げ出したくなってしまう。




 矯正の流れ


1.検査=個々の状態に合わせた治療をすべく、検査が行われる。
2.装置=口に何かが入ると違和感があるので、まず装置に慣れる。
3.力 =装置に慣れてきたら、徐々に力を加えていく。
4.健診=最初は短期間、慣れてきたら3ヶ月に1度程度のチェック。

まず、アゴを広げていく。おぼっちの場合は、とりあえず上アゴのみに装着。
慣れてきたところで少しずつ力を加えていく。
最初慣れないうちは痛みを感じて、ごはんも食べられないと聞いていたが、
おぼっちの場合はそれほどでもなく、翌日くらいから、もりもり食べていた。
個人差があるようだ。

ある程度広がってきたら、今度は歯の表面にワイヤーをかけて、
でこぼこの修正をしていく。矯正と聞いたときに思い浮かべる、あのギンギラリンの金具だ。
歯が動いていくと、金具の端っこが余り、口に刺さるようになる。
刺さると口内炎になる。レーザーを当てて治療してもらうこと数度。
軽いときには、口内炎の場所に貼薬(バンドエイドのようなもの)を貼った。

上アゴを広げると、ある程度は下アゴが自然に動いていくとのことで!
様子を見たが、下アゴにも装置をつけることになった。
当初の予定では4年くらいで終わる予定だったが、6年生になったところでほぼ終了。
かなりきれいな歯並びになった。
今は装置をはずし、最終段階として、入れ歯のような、歯全体にかぶせるものをつけている。
装置を外すと、歯が元に戻ろうとする、それを防ぐ。
食べる時、歯磨きの時には外す。


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