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2005.09.04
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カテゴリ:思うこと
今日は一日中、翻訳の勉強会でした。
課題となったのは、大部分がセリフで構成されている小説の一部。

自分と同じ年頃の同性のセリフはまだいいのですが、同性でも全然違う年代の
場合や異性のセリフは、想像でしか書けないので大変です。

課題文には男性が殴り合いのけんかをして、女性がそれを止めようとするシーンが
あったのですが、わたしが書いたセリフについてのコメントは、「少し悠長すぎますね」
書いたときには気づかなかったのですが、改めて読んでみると、本当にけんかを
しているときの仲裁に、「けんかをやめないなら、もう二度と会わないわ」なんて
言いませんよね。もっと、短い言葉で「やめないなら絶好よ」くらいが妥当でしょうか。

これはほんの一例ですが、セリフ作りにはそれまでの体験がものをいいます。
上品なご婦人にはそれなりの言葉使いを、あばれんぼうの若者はそれらしく、
年配の方はお年にあったしゃべり方を、とうまく言葉がみつかればいいのですが、
セリフにはその人のキャラクターをはっきり出さなければいけないので、いつも
苦労するのです。

翻訳をするときには、外国語の理解が必要なのはもちろんですが、実はそれを
表す日本語が上手でなければなりません。それが最も大切な要素ともいえます。
今日は、ボキャブラリーを豊かにするために、もっと努力が必要だと痛感しました。
まずできることは美しい文章をたくさん読むこと、そしてもっと人の言葉を気をつけて
聞いてみようと思います。







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Last updated  2005.09.04 23:46:05
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