「戦艦大和を作る」に関する仕事をしていて思うこと…


　　　　　　　　　


これは毎号ついてくるパーツを組み立てていくと、最後には戦艦大和が出来上がる

というシリーズですが、この本体となっている雑誌はなかなかのものです。



大和に関していろいろなことがわかるのはもちろんのこと、当時つかわれていた

世界の戦艦やさまざまな海戦のことなどが写真入りで紹介されています。




知らないことばかりで面白い、ということもありますが、近ごろ

「男たちの大和」「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」などの映画で

再び注目を集めているテーマでもあり、わたしは父が学徒動員で大学から

海軍に入ったこともあり、個人的にも非常に興味深く読んでいるのです。



先日、この仕事のことで父と話すことがあったのですが、船に乗っている人たちは

食べ物をつんでいるからいいけれど、硫黄島などの島へ送られた部隊は、物資の

輸送が途絶えたら食べるものがなくなって餓死してしまうと聞いて、すごく

ショックをうけました。



貴重な命が、国や家族を守るためとはいえ、数多く失われたことを思うと

本当にやるせない思いがします。



いまさらながら、平和のありがたさを感じています。




週刊「戦艦大和を作る」
http://www.fujisan.co.jp/Product/1281681242/









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