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カテゴリ:西洋占星術随想
西洋占星術は、人生の軌跡をたどるのは容易だけど、道筋を示すのは至難の業だ。 私がブログで、アントニオ・カルロス・ジョビン、ロバート・シルヴァーバーグ、ハリソン・フォードなどを取り上げているけど、その人達の業績を基にその瞬間の天体配置を分析しているだけで、いわば後出し「じゃんけん」だ。 だから、いつも思うのは、もしアントニオ・カルロス・ジョビンの天体配置を持った人が来たなら、どのようなアドバイスができるか、果たして音楽家としての適性をアドバイスすることができるのか。 あるいはロバート・シルヴァーバーグの場合は、文筆家として大成することを占断できるのか。 ハリソン・フォードは、30代になってからの大成だけど、若かりし頃占断依頼に来たなら、その後の状況を的確アドバイスできるのか。 西洋占星術はネイタルチャートで可能性を示すことができるけど、それを達成できるのか、成果を得られるのかを示すことは、かなり熟練の技を要すると思う。 人は、ネイタルチャート天体、サインやハウスの示された事柄を実現するように生きていき、それにはプログレス天体やトランジット天体が関与している。 その時々の選択が、その後の生き方や成果を示すことになるから、西洋占星術を行っている者は、その選択について占断を求められたら責任重大だと思う。 だから、単に新月や特定の天体配置が、全ての人に影響を及ぼすかのような占断は自重してもらいたい。本人のネイタルチャートに及ぼす影響を分析し、個別にアドバイスするならまだしも、一般大衆に対し告知するのは、単なる不安を煽る行為だから。 また、速度の遅い天体のサインIngressを、ことさら重大事項のように説明している者もいる。これも同様に単に不安を煽る行為そのものだ。
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最終更新日
2023.10.19 23:30:57
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