Quitada ブログ RX

2007/05/16(水)23:41

パソコン安定稼動施策~落日編

パソコン弄り(136)

都内某所に在住の友人からパソコン安定可動依頼が舞い込んできた。 なんでも、マザーボード(Slot1)が壊れてしまったので、新しいもの(といっても、1999 年式テクラムの Slot1 マザー中古)に交換したところ、IDE ハードディスクが認識しなくなったとか…。ハードディスクの容量をきくと、160GB とのこと。 こういった場合、一般的に 2 つの原因が考えられる。 1)8.4GB の壁にぶつかっている 2)33.8GB の壁にぶつかっている 3)137GB の壁にぶつかっている 1)は Windows が PC の OS として主流になりかけのころの制限。2)は、Award BIOS 4.5x 以前のバグによる制限。3)は比較的最近でてきた BigDrive 規格以前のもの。ためしに、40GB にハードディスクをつけたところ認識したとのことなので、おそらく2)あたりの制限にぶつかっているものと思われた。 #そもそも 3)は、マザボの年式からするとぶちあたって当然。 2)だと BIOS アップデートすれば克服できるはずだけど、マザボの年式が古すぎてどうやら対応するものがなさそうということで…。 なお、よくよく確認してみると認識しなかったハードディスク容量は 120GB でした。ということで 3)にはぶちあたってないということで。 ということで、本日の施策として、以下の内容を実施することに。 ・中古マザボを購入した店(祖父地図)にいって、もうちょっと新しめの Slot1 マザーを交換してもらう ・交換した Slot1 マザーでも 2)の壁を超えられない可能性があるので念のためと今後の拡張のため、BigDrive 対応 Ultra ATA PCI ボードも買ってくる ・ついでに CPU も Celeron 450 Mhz から Pentium !!! 600Mhz にアップグレード(こちらは、quitada のストックを提供) はてさて、施策実施。秋葉原にいって、マザーは Aopen のものに変更。BigDrive 対応 Ultra ATA PCI ボードは BUFFALO 製の IFC-AT133 を購入。 意気揚々と友人宅へもどり、セットアップ開始。せっかくなので、買ってきた Ultra ATA ボード経由でハードディスクをつけてみる。おぉう! BIOS 設定画面から認識。でもメモリが 384MB なのに、256MB しか認識しないな…。ま、とりあえずメモリは無視して、OS 起動してみる。よしよし。Windows の起動ロゴが…。 あれ? Windows の起動ロゴが消えたと思ったら、画面がまっくらになってカーソルが点滅という状態に…。あれれ。何度やっても現象おさまらず。 とりあえず、夕ご飯を食べながら対策会議を敢行。結論として、Windows の起動にかかわる部分が論理的に壊れているのでわ?ということに。しかして、Windows の OS メディアを CD-ROM ブートして修復することにしました。しかしながら、友人宅に Windows のメディアがなかったので、雨の中、quitada 宅までとりにいきました。ただ Windows のためだけに自宅に戻るのもあれなので、友人 PC に装着するために TV チューナーボードももってくることにしました。 こうして日は落ち、夜になりました。 はてさて友人宅へ戻り、修復。すると、OS インストーラ起動中にいきなりブルースクリーンで停止。エラーメッセージによると、ACPI 準拠のマザーじゃないから、ACPI 関連ドライバをロードした際にこけた模様。対策として、ブート中に F7 キーを押し続けて ACPI 関連ドライバのロードをキャンセルしてくださいとのこと。なんだか色々、めんどいですが、なんとかブートして修復してみましたが…、だめだー。症状改善せず。論理的に壊れてないようです…。 BIOS 的には認識しているけど、なにかがおかしいということで、40GB のディスクに Windows を再インストールすることにしてみました。128GB のディスクはとりあえず起動ディスクにしないで、データディスクにする作戦です。 なお、40GB のディスクには必要なデータが入っていたので、外付け HDD にデータバックアップ。これがまた恐ろしく時間がかかり、作業中に次の日になってしまいました。とほほん。こちらへ続く。

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