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さるすべり9722の介護日記

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2018年11月30日
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カテゴリ:旅行

​​ 長男の家に2泊3日して帰ってきた。帰りの新幹線自由席。いい出会いがあるかもしれない、と思った。案の定、3人掛けの窓側に80くらいの女性が座っている。あ、この人がいいな、と挨拶して通路側に座る。女性は真ん中の席の荷物を引っ込めようとするので、あらいいんですよ、と私も荷物を置き、その女性の荷物も半分半分にした。女性は荷物のなかから、御菓子を私にくれようとする「姫路のお菓子で美味しいのですよ」私は息子の家で風邪をひいてしまい食欲もなかったし、嫁と一緒に桜餅を食べたばかりだった。で、彼女は御菓子をあげるのをあきらめた。
​​ 50歳で夫をなくしてから、10年くらいは泣いていた、という。まあ、幸せな人。私は一週間ぐらいしか泣けないわ。それに私が先に逝きそうだし。夫は2日くらいは泣くかしら。こればかりは死んで見ないと分からない。 彼女と話をしてると「主我を愛す」を歌いだした。知ってる。私も一緒に歌う。
           ​​主我を愛す 主は強ければ
​​その讃美歌を歌ってからも彼女が名古屋で降りるまで、ずっとお話していた。「私は頭は悪いんですけど、足は強いのですよ」「私は頭も足も弱いんです」彼女が出口へいき、私たちは会釈を交わした。
 すると、急に彼女が戻ってきて歌いだした
      主我を愛す 主は強ければ
      我弱くとも 怖れはあらじ
(繰り返し)我が主イエス 我が主イエス

      我が主イエス 我を愛す
​​
​​私も一緒に歌った。
      






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最終更新日  2018年11月30日 06時31分58秒
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