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カテゴリ:health
小学生だったか中学生だったか、イボができ始めた時期は定かではありません。
けれども思春期だったのは間違いなく。 イボは腋の下と腋に近い二の腕の内側にたくさんでき、形状は、粟粒大の水泡と、ごま粒大のふにゃんとした柔らかい突起の2種類でした。 別に病気じゃないだろうとの自己判断で、お医者に診せず親兄弟諸々にも言わず。 一人こっそりニッパーで切り取っていました。 たまに出血しましたが、さほど痛くはなく。 どれもこれもひとつとして、痕にも残らず。 そのまま全部切ってしまえばよかったのですが。 なにを考えていたのか私、コレほっといたらどうなるんだろ?と頭をよぎった素朴な疑問に勝てませんで。 ふにゃんとした柔らかいごま粒大の突起をひとつだけ、切らずに残してしまいました。 ふにゃんとした柔らかい… なんとなく想像できますかね? ほかに形容の仕方が浮かびません… 中高年男女の首や胸元、腋の下、脇腹あたりにある人はあるイボと同じ形でした。 もっとも、中高年の場合は老人性ナントカというイボらしいですが。 その腋の下のイボ、米粒大まで成長しました。 普段はふにゃんと柔らかくシワシワしているのに、疲労が溜まるとぷっくり膨れるようになりだしまして。 これが服でこすれるとちょっと痛い。 いい加減取ってしまおう。 と、皮膚科へ赴いたのが2週間前のこと。 液体窒素で焼く。 人づてに聞いていましたが、正確には液体窒素を吹きつける治療法でした。 シュー、と10秒ほど吹きつけ、10秒ほど休憩し、また10秒ほど吹きつける。 を3回くりかえし、第1回目の治療終了です。 休憩を入れるのは、少し痛みを覚えるからです。 液体窒素はドライアイスのようなもので、非常に冷たい。 肌より低い温度なので、長時間吹きつけると火傷をしてしまいます。 なのでインターバルを置いて肌温度を戻し、再度吹きつける、という治療をするんだそうです。 これを2週間ごとに3回もやれば、イボはすっかり消えるとのこと。 治療直後は治療前となんら変化はありませんでした。 が、日を追うごとにイボはカサブタっぽくなり、1週間後くらいだったか、いつの間にやらカサブタははがれてなくなっていました。 そしてそこは、切り傷のカサブタがはがれたとき同様、うっすらピンク色になっていました。 今日は1回目の治療から2週間目。 イボのあったところはシミのような薄茶色になり、指で触っても膨らみがわからないほど肌は平らになっています。 でもきっとニキビみたいに芯が残ってて、それをやっつけないと再発しちゃうんだろな。 そんなことを思いながら、ふたたび皮膚科へ。 1時間30分余り待ってようやく診察室へ入り、先生に腋の下を診ていただいたら、先生「おや?」と。 もう治療する必要ないですね、と先生、少し驚いた様子でした。 先にも書きましたが、イボの完治には最低でも2週間ごとに3回は必要だそうです。 それが、私は1回で完治。 なぜかと尋ねたところ、代謝がいいのでしょうねとおっしゃいました。 おっしゃいながらも俄かに信じられないご様子で、何度もイボ痕を触っておられました。 代謝がいいとなぜ1回で済むのか。 までは、先生がご多忙そうなので訊けませんでした。 とりあえず、運動不足を極めているわりには新陳代謝は活発なようです。 それはやっぱり、たまに出かけるときは大股の早足で歩きまくってるおかげかなと。 そしてやっぱり、チャリ欲しいけど我慢しようかなと…… なにはともれ、イボとおさらばできて気分爽快です。 そうそう、イボ痕のシミは半年くらいで消えるそうです。 ちなみに治療にかかった費用は、初回1440円、再診370円でした。 薬は処方されていないので、〆て1810円。 こんなに安いならもっと早く治療しておくんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.01 14:17:42
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