気圧のせいか、首が痛い
数年前に首のムチウチをやって以来、顔を上げているのもつらいくらい首の左側と後頭部と背中の一部が痛く、ずっしり重くなることがよくあります。 今日も一日中、首周辺が痛いです。 今日に限らず一年の半分は、痛い痛いと涙目です。 気圧のせいだろな、と思うのです。 本日東京はすっきり快晴だったのですが、気圧、低いんですかね? ともかく。 以前テレビの『世界一受けたい授業』で、気圧の変化で体があちこち痛む(気象病と言うそうです)原因と、その予防法をやっていました。 Q.なぜ痛むのか?A.耳の内耳にあるセンサー細胞が、気圧の変化を感知します。 感知すると、内耳と脳をつなぐ前庭神経が混乱をきたし、その情報は脳から全身に伝わります。 過去にケガをしたところがあると、上記の情報が患部の痛覚神経を刺激するため、痛むのです。 ただし、センサー細胞の感受性には個人差があり、過去にケガをしたすべての人が痛むわけではありません。 感受性の敏感な人が、気象病になるのです。 とのことでした。 番組では画像アリの解説だったので理解できましたが、文字だけだとイマイチ不可解ですね…。 Q.気象病の予防法は?A.酔い止め薬を飲む。 乗り物酔いの原因も、内耳と脳をつなぐ前庭神経の混乱で、発症のしくみが気象病と似ています。 酔い止め薬の中でも抗ヒスタミン剤が含まれているものは、前庭神経を鎮める効果があります。 ちょっと目からウロコでした。 首や頭が痛くなると、決まって鎮痛薬を飲んでいました。しかもあまり効かないという……。 さっそく、抗ヒスタミン剤含有の酔い止め薬【センパア】を購入しました。 フルーツジュースっぽい味の、おいしいチュアブル錠です。 箱にも説明書にも『抗ヒスタミン剤』とは記載されていません。 成分の『塩酸メクリジン』が、イコール抗ヒスタミン薬です。『塩酸メクリジン』は抗ヒスタミン薬の中でも即効性の低いヒスタミンだそうですが、持続性は抜群らしいです。 たしかに昼間1錠服用するだけで、深夜になってもまったくピキッとも痛みません。 効き目(あくまで私の場合です)。 毎回めちゃくちゃ痛くなってから飲んでいます。1)10分ほどで不愉快な痛みは治まります。でもまだうっすら痛く、うっすら重いです。2)さらに30分ほどすると、痛みも重みもほとんど気にならないくらいになります。3)さらに20分(服用から1時間)後、食前や食後、食間に服用したときは、完全に痛みも重みもなくなります。4)4時間以上何も食べていないときは、さらに2~30分くらいで完全に消えます。 結論としては、鎮痛薬より何倍も効く!です。 ただ、私だけかもしれませんが、服用から1時間半くらいたつと、頭がふわふわぽ~っとして、ちょっと眠くなります。 トータル2時間後には尋常でない眠気に襲われ、目を開けているのがしんどくなります。 なので、仕事中に飲むのはそうとうの覚悟が必要なのです……。 あと、口の中も異様に渇きます。 総合すると、鼻炎薬を飲んだときの副作用によく似た症状です。 軽い動悸があるときもあります。ないときもあります。 ほかの酔い止め薬だとこうはならないのでしょうかね? 抗ヒスタミン系の酔い止め薬は【セイパア】以外もたくさんあるので、眠くならないうえに持続力抜群!な酔い止め薬を、気が向いたら、探してみようと思います。