Nothin' to say, but somethin' to think 'bout

2006/02/26(日)02:57

感動のブランド

学び(75)

眠い目をこすりながら、東京駅から片道2時間かけて訪れた千葉県鴨川市。 目的はSea Worldでも温泉でもなく、日本における超ブランド病院、亀田総合病院の視察。 【感動第一波】院長亀田信介氏の公演。 ■「患者中心の医療」の実際の取り組み:綺麗ごとで飾られる事が多い言葉だけに、見事な徹底&サポート体制ぶりに感動感銘。 ■質の高い医療を確保するためのプロデュース:能動的になる時にしか人は力を発揮しないとの考えから、「やりたい事だけやれ!やりたくない事はするな!」と4月の新人配置の際には毎年提言するのだとか。目から鱗の言葉。 ■医療を「インフラ」として位置づけ、医療のみならず街づくりを含めたプラン画策:自ら「役所的存在」と称する24hrs総合相談室では常勤スタッフが医療を中心に何でも電話で無料対応。 そして… ■「Always Say YES!」の亀田病院的クレド。 The Ritz-CarltonのCredo & Gold Standards、そしてNordstromのNordstrom Wayと通ずるところが大きいと思った。 院長の話に感動して、ウルウル><しかけること3回。 【感動第二波】施設&設備、サービス。 院長の公演前から、K-Towerの凄さに圧巻。ホテル並みのラウンジやバー・レストランに、病院にいるとは思えない錯覚を感じる。オーシャンViewのスペースでの公演。開始直ぐにServeされたCoffeeに、また院内ということを忘れる… 公演後に院長自らに院内のいたるところを案内して頂き、スマートかつ効率的な動線整備は勿論のこと、Ocean-Viewの病室、アメニティ、ネイル&ヘアサロンやジャグジー、エステ・マッサージなどなどのサービスの数々…にほんと脱帽。病院の域は完全に超えている。 Core Serviceはあくまで妥協しない質の高い医療の永久的追及、これら施設・設備やサービスはあくまでフリンジに過ぎないと言い切りながら、ここまで徹底できるところに「真の亀田ブランド」が存在する事を目の当たりにする。 感動の亀田ブランドを見てしまったら、他の病院で診察されることも、入院することも、断固拒否したくなる。

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