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りんかぽ浮間ライフ

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2008年04月の記事

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まさにお休み

土日の休みが貴重な状況の中、なんと今日も休めました。こりゃすごい。いや、ちぃとも凄くはないですが。世間は大型連休、いわゆるゴォルデンウィークだし。休むのがあたりまえなんです。そーなんです。それがこんなに珍しく思えるとは。ヒドイ話～。実際５，６日は出勤だし。ホントにヒドイ話～。なんかも～、完全に悟ってます。まったくもってヒドイ話～。で、貴重な休みは洗濯やら競馬やら買い物やらでサクっと時間が経ってしまうのですが、今日はその辺の事情は片付けてあるので、本当の休日となりました。何だ本当の休日って。やることがない休日っていいなあ。というわけで、天気もよいので散歩へＧＯ。散歩といってもチャリですが。まずはすっかり緑になった浮間公園。天気がいいと緑も映えます。そして何故か一羽のホシハジロ。先日コガモがつがいで寄り道しているのを紹介しましたが、このホシハジロもはぐれ鳥なのでしょうか。まあ、しばしのんびりしていって下さいね。そのコガモですが、なんと！荒川方面で再度目撃。そんな驚くようなことではないか。でも距離的にも近いし、先日のコガモの可能性は高いのでは。この辺りを気に入ったのかも。そして例の板橋大火？のあった荒川へ。先日の携帯写真では分かりにくかったですが、こんな感じ。てか、先週はゴミ拾いでズンズン歩けた場所が、もうこんな草叢になってます。たいしたモンだ。そして本日のハイライト？キジ乃助の登場です。去年の秋の台風以来姿を隠していましたが、やはり元気でいたようです。もっとも近くのグラウンドでの目撃談も聞いていたので、いつかは会えると思ってはいましたが。それにしても久しぶりの雄姿。気のせいかちょっと成長してツヤも出ていました。う～む、さすが国鳥。貫禄あります。なるべく気づかれないように、草の陰からそ～っと近づきつつ撮影。ところがさすがに野生のトリ。すぐバレてしまいました(^_^;静かに悠然と、草叢の中へ隠れてしまったのです。あぁ、もうちょっと見ていたかった。でも元気なのは分かったので、また近々会えることでしょう。それにあの５，６羽いたコキジはどうなったのか、それも気になるところです。無事に性徴、いや成長して成鳥になっているのでしょうか。同時に複数のキジを確認できればいいのだけれど、それはちょっと難しいかなあ。いつかキジの家族を撮りたいものです。

2008.04.29

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祭りの喧騒、土手の春風

今日は大赤羽祭り、いわゆるバカ祭りを見に行ってきました。今回はちょうどパレードの始まる時間に行けたので、じっくりと？見物開始。去年はオカマやちょんまげの仮装をした、バカ祭りにふさわしいニイちゃんたちを撮れましたが、今年はいたってマトモなパレードでした。去年はたぶん終わり頃だったのでしょう。鼓笛隊やバトンチームなど、みなさん頑張ってました。バカ度はありませんでしたが、かなりの人数が参加している模様。１０年分のラッパを見ましたよ。バトンを落とすのもご愛嬌それにしてもたくさんのグループが参加していました。５０は軽く超えていたのでは。地元はもちろん、埼玉や神奈川の中高生とかも。ご苦労さまです。こちらは来来軒をバックにキリっと演奏。いやあ、それにしても凄い人出でした。駅前も一番街もごっちゃごちゃ。もちろん神輿もはりきってます。掛け声やら悲鳴？やら、祭りの華はやっぱり神輿ですね。濃ゆいヒト達も、こういう時は欠かせません。◇そんなこんなでタップリと赤羽を堪能したのですが、いやもう人がわらわらザクザクといる中歩き回ったおかげで、かなり疲れてしまいました。う～む。ほんとに体力落ちたなあ。でも大丈夫。こんな時は最高の休憩所があるではないか。そう、荒川土手です。チャリでスイ～っと５分かそこら。ＪＲの鉄橋のそばは以前にも紹介したように、土手でゴロ寝には最適の場所なのです。カンコーヒーを買って土手に行き、適当な場所にチャリンコを倒してフゥ、と一服。カーっ！気持ちヨシ！ちょうどよい加減の春風も吹いてます。近くではムクドリとツグミがいそいそと餌を啄ばんでました。ツグミもそろそろ旅立ちかな。◇そして今日はまた突然の出会いが。しばしのゴロ寝を楽しんだ後、チャリンコに乗ってすぐ、彼を見つけたのでした。荒川と新河岸川の間にある工場の横の道路にうずくまっていたのです。ネコかイヌかと思うまもなく、タヌキだ！と分かりました。が、どうも様子が変です。カメラでズームして見てみると、ごらんの写真。これはおそらく病気ですね。毛の抜け替わる時期というのもあるかも知れませんが、皮のシマまで見えているし、土手の上に人がいるのに動こうともしません。それに、そもそもタヌキは夜行性なのです。やはり病気なのではないでしょうか。こういう時、犬ならば飼い主が病院へ連れてってくれますが、彼らは野生なのでそうもいきません。自分の力でなんとかするしかないのです。幸い暖かくなってきたところ。厳しい冬を乗り越えた力があれば、なんとかなるハズ。彼にはゼヒここを乗り切ってほしいものです。頑張れタヌキ！

2008.04.27

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大型連休

なんだか毎週のようにどんよりの休日だけど、久しぶりの土日休みなので気分は青空です。やはり週休１日はツライ。人並みに土日ぐらいはゆっくりと、、と思っていたら、世間は大型連休だそうな。ニュースでも帰省ラッシュがどうのと言ってました。駅のインタビューでは１１連休とか。ジュ、ジュ、ジュウイチレンキュウゥ～！？２日休みがあるだけで脳みそが青空になったヤツもいるというのに、なんたる違い。月とスッポン。そういえば「月とスッポン」は大市民柳沢きみおの代表作ですね。突然思い出してしまいました。いわゆる格差社会というと、所得の格差を指しているようですが、休日についても格差がありありと存在するのですね。はぁ。。そんな曇り（ていうか午後は雨）の上にさらに疲れも溜まっていたので、赤羽バカ祭りには足を運べませんでした。根性なし。しかし浮間公園には行かないと気がすまないので、ていうかもう身体が勝手に散歩に行ってしまうのでした。カモ達が去り（カルガモはいる）、ヒヨ鳥もほとんどいなくなって静かになった公園は、緑がずんずんと増えて森らしくなってきました。天気のせいか、とても地味に物静かな池。ときおりバンのクパッ！という鳴き声。アシ原の縁にはカメが山盛り。しばらくすると２，３羽のカルガモが荒川方面から帰ってきて、静かな水面に慌ただしく着水しました。う～ん、平和だ。さて、と一服していたら。ん？よくみると近くに別の鳥が。大きさはカルガモより一回り小さいくらい。遠いのでよくわからないけれど、なんかカモっぽいぞ。あわててカメラのレンズを望遠に換えてファインダーを覗くと、やはりカモのようでした。ずいぶん小さいのでコガモなのでは。いや、図鑑に載っていた僅かな記憶を引っ張り出して検討したら、たぶんそうなのでは。家に帰って調べたら、やはりコガモでした。よかった。それにしてもナゼこの時期に？群れとはぐれたのでしょうか。あるいはケガでもしたのか。。のんきに毛づくろいをしていたので、大丈夫とは思いますが。いずれにせよ、北へ帰る途中で立ち寄ったのだと思われます。この２羽はおそらく夫婦なのでしょう。二人だけで寄り道なんて、かなり熱烈な愛情で結ばれているようです。羨ましいこって。できればこの浮間公園を覚えてもらって、秋には仲間をたくさん連れて、また来てほしいものです。頼んだよ～。

2008.04.26

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さくら草祭り

どんよりな休日でした。どうも今年の春は天気がスカッとしません。仕事もドロ沼なことだしまあいいか。よくはないか。実は昨日も休出だったので、もう天気の事などどーでもいいのです。心がスサんでますね。スサンヌといえばおバカキャラ。全然関係ないですね。今気づいたのですが、「すさむ」は「荒む」と書くんですね。荒川の「荒」ではないか。あぁ、なんだか癒された。。というワケで、今日は浮間公園のさくら草祭りを見に行ってきました。祭りといっても超絶的に地味な祭りで、都内３大地味祭りと呼ばれているそうです。うそですが。ウソをつくなー。こじんまりとした、シンプルにさくら草を愛でる？イベントでした。小さな区画ですが、キレイに可愛く咲いています。葉っぱがなんとなく美味しそう。天気が良ければもっと美味しそうだったかも。赤と白の株に分かれているようですが、これだけは何故か赤の中に白が一輪。一応祭りなので、神輿も出ています。一台ですが。いかにも地元の小さな祭りという感じがヨシです。来週にせまった「赤羽バカ祭り」と対極をなす存在と言っていいでしょう。そうだ、来週だ。ゼヒ見にいかなければ。そういえば、赤羽一番街のＨＰに「バカロック踊り」出場者募集！という、非情に心惹かれる文句が踊っていました。要チェック！今風に言うとＹＯチェケ！ホントかいな。◇ところで今日は荒川クリーンエイドが行われたので、河川敷のゴミ拾いに参戦しました。先月の火事の影響で焼け野原となっていたので、歩き回るにはちょうどいい草加減。自転車やら何やら沢山のゴミを集められて、ちょっといい気分でした。もちょっと天気がよければなあ。その河川敷ですが、やはりもう緑がこんなに。曇りのうえに携帯のカメラなので写りが悪いですが、もう一面に草が生えてます。一ヶ月前はこんな感じ。いやまあ、自然の力は凄いものです。この時にブログで「すぐに回復するはず」とか書きましたが、実はちょっと不安だったのです。自然はナイーブな面もあるし、ハゲたままだったらどうしよう、そんなに都合よくうまくいくもんだろうか、などと思っていました。それがこれ。ヒトの心配などどこ吹く風。堂々としたものです。そりゃそうだ。そうそう、皐月賞は思ったとおり惨敗でした。仕事のせいでロクに予想もできゃしない。チクショーーーィ。荒川のようにゆったりとした生活がしたいものです。

2008.04.20

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ちょんまげ帰る

桜が散ったというのに、どんよりとうすら寒い雨。春も足踏みといったところでしょうか。だが、しかし。人はその日の天気で気分も行動も変わりますが、生き物はもっと長いリズムで季節を捉えているようです。先週まで浮間ヶ池でのんびりと泳いでいた、ちょんまげ君ことキンクロハジロが姿を消しました。同時にホシハジロも。オナガガモより随分遅れた旅立ちですが、このヒト達は何を基準に日取りを決めているのでしょう。昨日はずいぶん暖かかったようなので、「んじゃ、そろそろ行きまひょか」てな感じだったのでしょうか。昨日は休出だったので様子を見に行けなかったことが悔やまれます。あうぅ。でも今日はこんな寒さだったので、旅立ち決行を後悔してるかも。あのヒト達は、絶対自分が悪いとは言わないキャラクターなので（たぶん）、誰が決めたか責任のなすり合いとかしてるのではないしょうか。「だから俺ぁヤダって言ったんだよ。グァグァ」「俺も俺も。グァグァ」「お前らみんな賛成したじゃんか！グァグァー」そんな楽しいイザコザが似合いそうなカモ達でした。今頃どこにいるのかなあ。また半年後に会えることを楽しみにしていましょう。さて、今日の浮間公園は午後から雨も上がって、桜の頃が嘘のように静かな佇まい。でもサトザクラが静かに咲き出して、緑も随分増えてきました。ソメイヨシノのような名声？はありませんが、きれいな花を咲かせます。名前に反してなんとなく洋風な感じがするのは私だけでしょうか。というより、花は洋風、枝は和風って感じかも。ついこの間まで枝ばっかりだった木々が、もうこんなに。人にとって寒くても、季節はしっかり春へ流れています。さて、ところで桜花賞。３連単７００万馬券。つまり１００円が７００万円。２００円なら１４００まんえん！ひゃーーー。一度でいいからブチ当ててみたいものです。いや、絶対当てる！

2008.04.13

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名球会わんさか

今日も勝ったぞタイガ～ス♪アニキも２千本安打達成したことだし、ファンとしては嬉しい限り。翌朝の新聞が楽しみということは、朝から気分がいいということなので、一日がいい休みになるワケです。しばらくはこの調子でお願いします～。というのも、今週もまた仕事にハマリ、午前様２度＆タクシー帰り一度というドツボ。そして今日も出勤。疲れで頭がなんだかボーっとしてますがな。はふぅ。だいたい明日は桜花賞ではないか！Ｇ１なのにブログで何にも触れられないなんて。ただでさえ超混戦といわれているのに、まるで検討できてない。はぁ。。というわけで、せめて阪神には頑張っていただきたいのです。たのむで球児！◇特に関係ないけれど、先週撮った浮間にゃんこ。こんな風にのんびりできるのはいつの日やら。。

2008.04.12

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桜から新緑へ

今日はなぜかバシバシと雨が降っていますが、どうも春の雨という感じがしません。春の雨はもっと細かくてゆっくりと降り、雨粒の間には暖かい空気がそれとなく潜んでいる、というのが私のイメージなのですが。どうも雨粒同士が脈絡がないというか、乱暴な感じが春らしく感じられないなぁ。バラバラッ、とかバシャバシャバシャ、は春の雨としてはいかがなものか。と雨に言ってもしょうがないけれど。最近の寒さも春というより晩秋の雰囲気があるし、どうもまだ春になりきってない様子です。この雨が収まったら本格的なお昼寝の季節でしょうか。さて、世の耳目は桜に集まっていましたが、冬の間葉を落として凛としていた木々も、夏への準備を始めています。浮間公園の一角に、昔の武蔵野の風景を思わせるケヤキの大木が数本。若葉が着々と繁ってきました。２５ｍプールほどの狭い区画ですが、とても存在感のある樹々で、お気に入りの場所なのです。胴回りは４ｍほどでしょうか。側に寄ると、その大きさに圧倒されます。触ってみると、手のひらに伝わってくるのは重厚な生命力。なんだかとても得した気分になります。伊勢神宮を囲む巨大な杉や、屋久島の縄文杉など、メジャーな大木はたくさんありますが、身近にこうした立派な木があるのは嬉しいもの。いつまでも残っていて欲しいものです。ところで、浮間公園のカモ達ですが、キンクロとホシハジロはまだいます。オナガガモはとっくに帰ったというのに、ノンキなひと達ですね。

2008.04.07

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お昼寝の季節

桜もだいぶ散ってしまって、名実ともに春になってまいりました。春といえば、春眠暁を覚えずというくらい、眠気とは切っても切れない関係にあります。特に今日のようなポカポカ陽気の場合、朝起きて顔洗って歯を磨いたらもうネム～、新聞読んだらネム～、競馬の予想をしたらネム～、という状態です。スモーキン・ブギならぬスリーピン・ブギ、といったところでしょうか。そこで昼寝をするワケですが、日本では古来、昼寝をするなら川の土手、という暗黙のルールがあるのです。昭和の青春ドラマでも、パチスロの押忍・番長でも、土手での昼寝がメインシーンなので、そうなのでしょう。ちょっと例えが貧弱ではありますが。「土手で昼寝」というのは日本人の心性に根ざした価値観であると言えます。言えませんか。すいません。とにかく、その心性を証明すべく今日もいつもの荒川へ。思ったとおりのキモチ良さ。今日は競馬を見に帰らなければいけないので、そんなにタップリは寝てられないのだけれど、、あぁ、空ではヒバリも鳴いている･･･と、気が付いたら一眠りしていたのでした。さて、実は北赤羽付近の土手は、構造的に昼寝に最適化されているのです。つまり、普通の土手は２段構成になっている分、角度が急なのですが、ここは段差が無い上に幅も少し広いので、なだらかな斜面になっているのです。以前、板橋の土手で昼寝した時に、斜面の重要性を思い知りました。２段構成で急な斜面だったので、寝てるうちに徐々にズリズリと下がっていき、ふとした拍子にＧパンがコカンにグッと食い込んだのです。ウッ！微妙な刺激につい起きてしまったのでした。なんてアホなことでしょう。かように土手の斜面選びは大切なことなのです。上記エリアをオススメする理由が分かったいただけたでしょうか。いただけませんか。。とにかく、昼寝は土手に限る、そして斜面は緩い方がヨシ、ということでしょう。結論が出ましたね。◇さて、今日の競馬はＧ２大阪杯が行われました。ダイワスカーレット強かった。。まさに横綱の走り。現役最強馬確定赤ランプです。馬券はというと、馬連はオッズがつかないので３連単にしたらハズレ。まあ、去年からずっと買い続けている身としては、スカーレットの走りを見れただけでも価値ありでした。素晴らしい！今年のＧ１全部貰っちゃえい。

2008.04.06

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花吹雪

ちあきなおみの代表曲といえば、「喝采」「夜間飛行」「Ｘ＋Ｙ＝ＬＯＶＥ」、そして「花吹雪」といったあたりでしょうか。私としては「四つのお願い」も昭和の軽いエロ歌謡、という感じで好きな曲のひとつ。もちろんその他にもたくさんの歌を歌っています。今日はそんな桜の散り際を見るのにちょうどよい天気。浮間公園も花吹雪がとてもキレイでした。積った花びらが芝生をピンクに染めていました。ネコにも花びら(^_^)ずいぶん散っている感じですが、樹によってはまだ残っている花もあります。人々はやはり花見酒。先週のリベンジとばかりに賑わっていました。でもみなさん何となくおとなしい感じ。既に散ってゆく時期なので、満開の下で呑み騒ぐというより、情緒的な？感慨があるのかもしれません。さて、そんなちあきなおみですが、あえて言いたくなるほどもの凄く歌うまいです。私はロックのヒトなのですが、実は日本のロックで「うまい」ボーカリストというのはあんまり思いつきません。というより、日本のロックはとても裾野が狭かったので、ミュージシャン人口？自体が少なかったのですが。ちなみにここでの「日本のロック」は７０年代の話です。日本のロックについてはいずれタップリと書くつもりです。その頃の日本の音楽シーンの中心は歌謡曲だったので、才能はそちらへ流れた、とも言えるかもしれません。ちあきなおみの凄いところは、「喝采」「Ｘ＋Ｙ＝ＬＯＶＥ」のような歌謡曲の王道から、「夜間飛行」「かなしみ模様」のようなポップス系、そして「矢切の渡し」を始めとする演歌まで、歌えるジャンルのレンジが極めて広かったこと、しかもそれらが全て高いレベルだったことです。いわゆるアイドル系のような素人のカラオケ風とは違って、「歌い上げる」「ささやく」「語りかける」などの表情が実に豊かでした。音符に乗せて声を出すだけでは「歌」ではないということが分かります。歌とは何かを理解しているという、まさに「歌い手」として、今風に言えばアーティストとして一流だったと思います。さて、歌謡曲の中でもちあきなおみの評価は高いの（ハズ）ですが、残念ながら９０年代に活動を停止してしまいました。残念だ。。と思ったら、最近ちあきなおみの本が出るらしいです。といっても本人が書いたものではなく、いわゆる「評伝」のような内容らしいですが。やっぱり根強いファンを持っているようですね。ちなみに私はたぶん買いません(^_^;ちあきなおみを非情に高く評価してはいるけれど、さすがに「時代を共にした熱烈なファン」というほどオジサンではないのです。オジサン達すいません。それに歌謡曲はとても好きですが、私はやはりロックなので。でも日本のロック歌手でちあきなおみに対抗できるのは、ＯＺ時代のカルメン・マキくらいでしょう。あとは中島みゆきかな(^_^;

2008.04.05

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