浮間公園にナゾの軍団
今日で11月も終わり。ということは、明日から12月。つまり師走、いわゆる年の瀬でして、もはや今年も1ヶ月しかありません。はふー。それはともかく、今日も散歩には絶好の日和でした。浮間公園の木もどんどん葉を落としていって、冬支度真っ最中。公園の奥にはここで唯一のモミジがあって、真っ赤に色付いていました。この木が赤くなると、紅葉はだいたいお終い。桜や欅の枝の間からは、青空が見えています。でも、銀杏はもうちょっと頑張っているみたい。今年はほんと、紅葉のきれいな秋でした。さて、そんな深秋の浮間公園に、今日はナゾの軍団が現れました。ん?なんだ一体?ほとんど中高年のオジサンの軍団で、100名は超えている感じ。なんと面妖な。と、よくみたらほとんどの人が、ていうか全員がカメラを持っているではないか。さらによく見ると、名札のようなものを付けていて、どうやら写真の愛好家の集まりのようです。こんなにたくさん集まってまぁ、鳥でも撮るのかいな、と思っていたら、向こうの方にいかにもそれっぽいオネーチャンが。はぁ、そゆことね。つまりは撮影会ってヤツなのでしょう。こんなに集まってようやるわ。私は生まれつき集団行動というものに拒絶反応を示すタイプなので、この感覚にはついてけません。いくら同じ趣味だからって、オヤジがこんなに大勢集まって何が楽しいんだ?いやマジで。しかもこんな感じでモデルを取り囲んでるし。見てるこっちが恥ずかしすー。まあ、このヒト達の名誉(?)のために言っておくと、いわゆる秋葉系のエロ撮影というものではなくて、よく言えば真面目な写真家さんたちでした。「自転車が通ります~」とか、周囲にも一応気を配ってたようだし。人によっては迷惑に感じるかもしれませんし、実際白い目で通り過ぎる家族とかもいましたが、公園をこういうことに使うのは特に問題ないでしょう。それにしてもまぁ、あんまりカッコイイもんではないわな。私も休日はカメラ持って散歩してるので、もしかして同類だと思われてたりして。いやだなあ(^_^;そんな日の夕暮れは、冬らしく雲のない、グラデーションの夕焼けでした。土手からは、遠く富士山のシルエット。この時期、ちょうど浮間公園のあたりの土手から見える富士山が、とても綺麗なのです。