カテゴリ:スポーツ
この数字は何かというと、
06年の日本国内でのタイ人選手のボクシングの戦績だそうです。 つまりタイのボクサーは「試合で負ける」という出稼ぎに来てる、 ということですね。 某亀田選手の相手もタイ人ばかりだったとか。 幸か不幸か亀選手の試合は見てないのですが、 この数字を見るだけでも実力は分かるというものです。 では、タイのボクサーは弱いかというと、 決してそんなことはありません。 辰吉の宿敵ウィラポンも、 現WBCミニマム級チャンプのイーグル京和もタイ人です。 それになんと言ってもカオサイ・ギャラクシー。 身体全体で突っ込んでいく迫力、圧力。 構えを崩さず間合いに入っていくうまさ。 スローで見ても捕らえ切れないスゴイパンチ! 国技がムエタイという地盤を考えれば、 強いボクサーがいるのはある意味当然ではあるのです。 んぢゃぁ、タイトルの数字はなんじゃらほい、 ということですよ。 それはおそらく、プロモーターやジムの意思ということです。 わかりやすく言えば、話題作り。 デビュー依頼××連勝、というのは大きなアオリ文句になります。 あとは宣伝。 5勝5敗の選手より、9勝1敗の選手を抱えていた方が、 ウチの選手は強いんですー、というアピールになると。 呼ばれる選手からすれば、 テキトーに試合して大金が稼げるし、 主催者も納得ならば、そりゃぁその方式は蔓延るでしょう。 やってる本人たちはウハウハです。 ならば、このままでいいんじゃないの。 とは誰も思いませんね。 それは観客の視点がドガッとスッポリ抜け落ちてるから。 始めから結果の判っている試合をカネを払って見たい、 なんて人はあまりいません。 このままではファンからスカーンと見放されます。 目先の事ばかりに頭を使って、 長い目で全体を見るという発想が著しく欠けてますね。 どこぞの国の政治家みたい。 観客をいかに集めるか、プロスポーツにとって存続に関わる問題なはず。 ちょっと考えれば分かりそうなもんだと思うのですが。 どうもボクシング界のプロモーションってヘタというか、 安直な発想が多いような気がするなあ。 昔、ミッキー・ロークのネコパンチで有名な試合、 両国国技館に見に行ったのです。 というより、ユーリの試合を見に行ったのですが。 ですが、なんとチャンプであるユーリの試合がセミファイナル! ネコパンチがメインですよ。 まあ、ある意味スゴイ試合ではありましたが。 どうしてあんな発想になるのだろうか、 どうしてあんな素晴らしいボクサーをアピールしようとしないのだろうか、 と頭を抱えました。 確かに格闘技はコアなファンと一般的なファンで視点が違ってくるので、 興行として難しいというのはあるのだけれど。 なんだか長文になってしまいました。 このあたりについてはまた書きたいと思います。 ◆そんな人の気も知らないでノンビリなニャンコ。 ミッキー・ロークって最近聞かないなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.26 00:10:41
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